5月2日(火)から9日(火)の期間、銀座 蔦屋書店にて「不完全な映像 ―Refraction #001–014―」展が開催される。
人間が本来持っている無限の想像力に身を委ねて、映像作品群が表現する“不完全の中に存在する美”を鑑賞してみては。
“歪み”をテーマにした映像作品群に新作も
「不完全な映像 ―Refraction #001–014―」展は、ビジュアルデザインスタジオとして多様な表現活動を行ってきたWOW(ワウ)社が主催するイベント。
同社が設立25周年を記念して2022年に開催した展覧会「Unlearning the Visuals」で公開された6作品に加え、新たに大型作品2点と小型作品3点、全11作品が登場する。
WOWは「Unlearning the Visuals」の中で映像作品群「Refraction(リフラクション)」を初公開。その独特のアート性と着眼点が話題となった。
「Refraction」とは、人間の無限の想像力に対峙する、“歪み”をテーマにした作品群のこと。映像ディスプレイにグリッド状の曲面アクリルを重ね合わせることで、映像を歪ませたり、にじませたりと、まるでモザイク画のように映し出す。
なお、「不完全な映像 ―Refraction #001–014―」展では作品の額装を、空間デザインを手掛けるOGATA Inc.の尾形欣一氏が制作。作品のサイズごとに異なるデザインで額装した。
今回の作品については、オフィスや自宅を飾るアートピースとして所有できるよう、展示とあわせて店頭販売も行う。また一部の作品については、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」でも5月2日(火)11時から販売予定だ。
不完全な映像の「向こう側」を想像し、イメージを膨らませて楽しんでみては。
「不完全な映像 ―Refraction #001–014―」展
期間:5月2日(火)~9日(火)
時間:11時~20時 ※最終日は17時まで
場所:銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
所在地:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
入場料:無料
(IKKI)