ヨルダンの国王夫妻と皇太子殿下が来日された。ラーニア王妃は、パレスチナ系の名門の出身で、世界のロイヤルファミリーのなかでもずば抜けた美貌で知られており、ヨルダン国王にとっても国民にとっても自慢の種である。
エリザベス女王の葬儀でも、両陛下の前列に着席され、その美しさが際立っていたのを覚えている方も多いだろう。
ところが、国王ご夫妻が両陛下を訪問された画像を見て驚いた。両陛下も国王夫妻もマスク着用なのである。

ヨルダンのアブドラ国王夫妻とフセイン皇太子を出迎えられた天皇皇后両陛下NHKより
両陛下がマスク着用なので国王夫妻も合わせられたのだろう。しかし、いまどき、これは国際的にみて異様だろうし、せっかくお見えになった賓客に、事実上、マスク着用をさせたというのは、国際親善の効果を著しく減らしてしまったと思う。
ヨルダン国民が見て決してよい印象などあるはずがない。これとは別にヨルダン皇太子は、秋篠宮皇嗣殿下邸を訪問しているが、このときは、両方ともマスクを着用してしない。
27日にバングラデシュ首相を迎えられたときはマスク着用されているが、28日に「みどりの日」の式典に出席されたときはマスクをされていない。まさか、外国人に会うときはマスク着用なのだろうか。
いずれにせよ、国際親善を考えれば、外国賓客と会うときは、マスクは頂けないと思う。周囲の人たちはしっかりしてほしい。