トレーラーの下回り

普段あまり確認しないトレーラーの裏側も要注意です。下回りを覗いたところ、穴が空いており、指で触ったらボロボロとフレームが朽ちていきました。

危うくボートがトレーラーから落ちる寸前だったため、知り合いの鉄工所で溶接処理をしてもらうことに。そのままだとすぐに錆びてしまうので、仕上げに亜鉛メッキのスプレーを塗布してもらいました。

ボート運搬用トレーラーの重要メンテナンス箇所を解説 海釣り時は特に注意が必要修理前のトレーラー(提供:TSURINEWSライター岸本真彦)

今回はメンバーとフレームのつなぎ目に穴が空いていることを確認。穴が開くのは同じ箇所が多く、溶接が弱い印象です。

ボート運搬用トレーラーの重要メンテナンス箇所を解説 海釣り時は特に注意が必要溶接して補強されたフレーム(提供:TSURINEWSライター岸本真彦)

ほかにも、ボートが乗る下のバンクステーを溶接で補強してもらいました。ボートが乗ると重力で下に海水が落ちてバンクステーが錆び、そこがもげるそうです。定期的に交換、グリスアップするとよいでしょう。

日々の確認と早めの対応を

ボートトレーラーは、海水で使うとあっという間に錆が出て、いろいろな箇所で不具合を起こします。海で浸かった際は真水で必ず洗い流しましょう。

ボートトレーラーを日々観察して異常がないか確認したり、定期的にグリスの注入や交換したりするのも重要です。大きなトラブルが起きてからでは遅いので、早めの対応をおすすめいたします。

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<岸本真彦/TSURINEWSライター>

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