昨年20万人以上を動員し大きな反響を呼んだ「Immersive Museum “印象派” IMPRESSIONISM」第2弾の開催が決定した。
7月7日(金)から10月29日(日)まで、東京・日本橋の日本橋三井ホールにて「Immersive Museum TOKYO 2023 “ポスト印象派” POST IMPRESSIONISM」が開催される。
さらに第1弾にあたる「Immersive Museum “印象派”IMPRESSIONISM」が今年は拠点を変え、福岡・大阪で開催されるという情報も入っているため、あわせて紹介したい。
全身で名画の世界観を味わえる「Immersive Museum」
「Immersive Museum(イマーシブミュージアム)」は、近年、演劇やアート、エンターテインメントのジャンルで世界的なトレンドとなっている「Immersive=没入感」をテーマにしたアート体験プログラム。
特別な音響効果と、壁面・床面すべてに投影される没入映像を組み合わせて、広大な屋内空間に名画の世界を再現。参加者はその空間内を自由に歩き回ることで、あたかも名画の世界に入り込んだような究極のアート体験を全身で味わうことができる。
第2弾は「ポスト印象派」作品にフォーカス!
今回の「Immersive Museum TOKYO 2023 “ポスト印象派” POST IMPRESSIONISM」ではタイトル名の通り、ゴッホやゴーガン、スーラ、セザンヌらを代表的作家とする「ポスト印象派」の芸術作品にスポットライトを当てる。
19世紀後半に巻き起こった印象派から多大な影響を受けながらも、自分自身のスタイルでそのアップデートを試みたポスト印象派の画家たち。
今回のイベントではデジタル技術を用いて、その特徴的な技法や創作プロセス、そして互いに影響を与え合い切磋琢磨した作家同士の関係性にも着目しながら、彼らの作品群を没入型体験コンテンツとして人々に届ける。
高さ6メートル、約700平方メートルの巨大空間に現れる、ポスト印象派の画家たちの視点で見た作品世界。アートの鑑賞体験を大きく進化させてくれるに違いない。
今年の夏は「Immersive Museum」が福岡・大阪でも!
昨年、東京で開催され大好評を得た「Immersive Museum “印象派” IMPRESSIONISM」が今年は福岡・大阪でも開催決定!
福岡は4月29日(土・祝)から9月10日(日)まで、福岡PayPayドーム横に位置する複合エンターテインメント施設「BOSS E・ZO FUKUOKA(ボス イーゾ フクオカ)」での開催。そして大阪では6月17日(土)から9月6日(水)までモダン・ミニマルな複合商業施設「堂島リバーフォーラム」にて同イベントが開催予定だ。
今年の夏は全国で「Immersive Museum」ブームが巻き起こるかもしれない。
(IKKI)
高さ、面積とも空間面積全体を指し、投影面積は異なる