テクノロジーの発展とともに、かつてないスピードで世界が変わりつつあるのを実感する日々だが、原点回帰のように“旧いモノ”を大切にする気運がますます高まっている。
重厚な誌面と豊富な海外記事で大人の読者を楽しませるスタイルカルチャー誌『CLUTCH Magazine(クラッチマガジン)』。4月24日(月)に発売した6月号 Vol.91で、「VINTAGE STUFF とっておきのヴィンテージ」を特集する。
「旧いことはいいことだ」を裏テーマにする『CLUTCH』
これまでも積極的にヴィンテージ、ヘリテージカルチャーを発信してきた『CLUTCH』は、「旧いことはいいことだ」を創刊以来の裏テーマにしているのだという。
6月号の特集「VINTAGE STUFF とっておきのヴィンテージ」では、成功者が所有する珠玉のヴィンテージピースを紹介。
登場するのは旧いメルセデス・ベンツを購入するのに、前オーナーと3度の面接を経たオーナーや、プロもうらやむようなオールドタイプのコーヒー焙煎機を趣味で購入したコーヒー愛好家など、旧いモノの魅力にとりつかれた人々。
ファッション業界とヴィンテージは親和性が高いが、彼らが推すのはファッションアイテムに留まらず、乗り物から樹齢100年を超える盆栽まで幅広い。20人の成功者が“成功の証し”である自慢のヴィンテージについて語る。
ヴィンテージファッションやオートモービルカウンシルも
今月のポートレート「PORTRAIT of CLUTCHMAN/WOMAN in LA」は、ヴィンテージファッションの都・ロサンジェルスから。
この春、ロサンジェルスで行われたヴィンテージのイベント3か所で撮影したヴィンテージ愛好家たちのコーディネイトを切り取る。アメリカには、当のアメリカ人も驚くほどヴィンテージ愛好家が多いのだという。
「オートモービルカウンシル 2023」のページでは、4月14日(金)~16日(日)、幕張メッセで開催された日本最大のクラシックカーイベント「AUTOMOBILE COUNCIL」を特集する。
フェラーリ、ポルシェ、アルファロメオに日本の旧車まで、紙媒体としては異例のスピード感で展示車両を紹介。いま世界中で人気が高まり、価格高騰が話題になっているクラシックカーを誌面で楽しめる。
そのほか巻頭スペシャルでは茨城県大洗町のビーチで開催された、旧いクルマとバイクだけが参加できる砂上のレースをフィーチャー。
「Lewis Leathers」の写真館では、テレビでお馴染みのタレントから一般ヘビーユーザーまで、レザーラバーが着込んだ私物のジャケットが美しく紹介される。
誌面いっぱいに“旧いモノ”と、それを愛する同好の士があふれる1冊。所有熱がますます高まってしまうかもしれない。
CLUTCH Magazine 2023年6月号 Vol.91
タイトル:VINTAGE STUFF とっておきのヴィンテージ
発売日:発売中
定価:1430円(税込)
(SAYA)