「PUMA(プーマ)」が「PUMA × P.A.M.(プーマ × パム)」コレクションの第2弾を4月29日(土)に発売する。
同コレクションは、自然や地域コミュニティとの結びつきを目指すプロジェクト“PAM/PUMA BIO/VERSE(パム/プーマ バイオ/バース)”の一環として販売する。テーマは自然探求だ。
メルボルンで誕生、現在はパリを拠点とする「P.A.M.」
「P.A.M.(Perks And Mini の略称)」は、2000年にオーストラリアのメルボルンでMisha Hollenbach(ミーシャ・ホレンバック)とShauna Toohey(ショーナ・トゥーヘイ)の2人によって設立。
2015年にはパリに拠点を移し、ファッション、グラフィックデザイン、アート、音楽、ナイトライフなどを融合させた複合的なアプローチと、自由で気ままなファッションスタイルで人気を得ているブランドである。
自然探求をテーマにしたスポーツウェアコレクション
「PUMA × P.A.M.」コレクションの第2弾は、P.A.M.が得意とする“psy-active(サイ-アクティブ)”のエネルギーを注入した、テクニカルなスポーツウェアのコレクション。今シーズンのコラボレーションでは、重要なテーマのひとつである「生物多様性のある世界を探求し続けること」の実現を掲げている。
北スマトラのジャングルを舞台にしたキャンペーンビジュアルは、残された最後の自然のひとつを目指し、探検しているさまを表現している。
モデルには、ラップ界で最も注目される若手のThaiboy Digital(タイボーイ・デジタル)とパートナーのCartoon(カートゥーン)が登場し、ジャングルの美しさと多様性に敬意を表しながら、その秘められた自然を探索するさまを切り取っている。
このキャンペーンは、ストーリーテラー、クリエーター、環境科学者、データ科学者、レンジャー、自然保護活動家などの多様なキャストによって実現したものだ。
大胆なカラーブロッキングと遊び心あふれるグラフィック
アイテムには、トレイルから着想を得たディテールに軽快なグラフィックを取り入れ、機能性と実用性を兼ね備えたテクニカルなシルエットのコレクションを作成。
特に注目なのはシューズである。そのラインナップは、大胆なカラーブロッキングとトリムやシューレースにハイビスをあしらった3モデル。PUMAとP.A.M.の両ブランドのロゴを特別に使用したロゴも、アイテムの随所に散りばめられている。
そのほかにも、Tシャツ、フーディー、ウーブンパンツ、リバーシブルキャップなどのアイテムは、すべてアウトドアへの探求心を刺激するようなデザインだ。遊び心のあるグラフィックは、P.A.M.のDNAであるビジュアルを反映し表現している。
自然を敬う気持ちとユーモアを込めたテクニカルなコレクションは、大人のファッションにも遊び心を加えてくれることだろう。
(akihiro takeji)