「CONFECT(コンフェクト)」は、ファッションブランド「semoh(セモー)」別注アイテムを発売。販売は4月29日(土)より、CONFECT 表参道店、KITTE 丸の内店・梅田店・京都店およびオンラインショップで行う。
リネンを軸とした天然素材にこだわり、⽇本のものづくりだからこそ⽣み出せる質感や⾊味などを大切にする「CONFECT」らしいアイテムだ。
親和するスタイルや素材感の解釈
「semoh」と「CONFECT」が親和する解釈を少しずつ拡張して特別なアイテムを作り始めてから、今年で3年目。
今回の別注も大きな変化ではなく、ひたむきな持続と小さな変化に目を向けている。そして、依然として魅了されるキュプラの質感と、天然染めの深みのある色表現を探求したアイテムが完成した。
彩度差、濃淡を引き出す色表現。生まれる優雅なドレープ
同商品の素材は、滑らかで優雅なドレープが生まれる、程よい重量感の素材にアップデートした。生地は、高密度に引き揃えられた経糸のキュプラ糸に対して、今季は緯糸にレーヨンを用いている。その結果、染色時の彩度差や濃淡がより一層引き出され、味わい深い色表現に辿り着いたという。
色表現は桜の花弁、枝木、皮をブレンドした三度の天然染め。
今回は「桜(cherry blossom)」から抽出した天然染料を用いている。桜は武人が最も大切にした花であり、夢を叶える花とも言い伝えられてきた。「CONFECT」らしい色表現ともリンクし、有彩な墨黒の中にほのかに赤みが滲むインクブラックカラーを使っている。
別注23SS 天然染めキュプラレーヨンシャツ
ラグランスリーブ、極端にAラインにカットされた身頃、深いアームホールから袖口にテーパードする袖が特徴。贅沢な生地使いがドレープを生み、エレガントな雰囲気を醸し出す。
別注23SS 天然染めキュプラレーヨンパンツ
センタークリースをピンタックのようにステッチで抑えて、安定した縦のラインを表現。ウエストゴムギャザーにも風格があり、程よいアクセントにもなる。
キュプラの質感と天然染めの深みのある色表現を探求したCONFECTとSemohならではの別注オーダー。日本のものづくりが生み出す豊かな質感や色味を楽しんでほしい。
(akihiro takeji)