株式会社AOKIが展開する『ORIHICA』は、夏でもスーツを着用するビジネスパーソンに向け、信州大学と産学協同開発した「Air Tech Spun®(エアーテックスパン)」を用いたウォッシャブルストレッチ Air Tech Spun®スーツを新しく発売します。
AOKIで人気だった高通気性スーツをORIHICAでも展開
信州大学繊維学部との産学協同開発素材「Air Tech Spun®」を用いたスーツは、昨年AOKIで発売。猛暑予測の本年は、ORIHICAでも新しく展開することが決まりました。
同社によると、「Air Tech Spun®」は従来の糸と比較して毛羽立ちが少なく、織った際に糸同士の毛羽の絡まりが少なくなります。その結果、従来のスーツの2倍以上もの通気性を発揮しするそうです。
さらに、信州大学繊維学部の独自試験によると湿度の放出性も高く、従来のスーツと比較して衣服内の温度上昇も少ないとのこと。
高い通気性以外にも、触るとひんやりした接触冷感性、さらっとした手触りが特長です。また、軽量肩パッドと薄手の芯地で軽い着心地を実現。加えて、夏用スーツ独特の透け感を抑えるよう工夫しており、夏でもスーツを着用するビジネスパーソンに快適な1着を追求しました。
産学協同開発素材「Air Tech Spun®」とは?
毛羽の少ない糸で従来の2倍以上の通気性を実現
新しい紡績方法を使うことで、毛羽がほとんど出ない糸を作り出しました。この糸を使った布は、糸同士が絡まりにくく通気性が非常に高くなるため、快適な着用感を提供します。
従来糸と比較し、スーツ内の温湿度上昇が少ない
6人の被験者に、特殊な糸「Air Tech Spun®」を使用したスーツと従来糸で作成したスーツを着用してもらい、同じ環境で運動する実験を行いました。
その後、衣服内の温度と湿度を測定したところ、「Air Tech Spun®」を使用したスーツの方が熱が逃げやすく、衣服内の温度と湿度が上昇しにくいことがわかりました。