英国を代表するワイナリー「GUSBOURNE(ガズボーン)」が、プレミアム・ヴィンテージ・スパークリングワイン「51°N(フィフティワン・ディグリーズ・ノース)」のファースト・ヴィンテージを日本にて120本限定でリリース。
伊勢丹新宿店とオンラインサイト「ベリー・ブラザーズ&ラッド日本支店」にて5月中旬に発売、東京・南青山の英国ライフスタイルショップ「ヴァルカナイズ・ロンドン」では、5月9日(火)まで先着順にて事前受注販売を行なっている。
英国を代表するトップワイナリー「ガズボーン」
「ガズボーン」は、英国ケント州に2004年に設立された、贅沢かつ職人気質なワインづくりに定評あるワイナリー。
比較的若いワイナリーでありながら、ワイン評論家から一貫して高い評価を獲得し続けており、IWSC の「最優秀英国生産者賞(English Wine Producer of the Year)」に、史上最多の3度輝いた唯一の生産者となっている。
同ワイナリーのワインは2012年のロンドンオリンピックの公式開会レセプションで、故女王、ミシェル・オバマ元大統領夫人、各国首脳へ振る舞われた他、王室や国賓を迎えての宮中晩餐会、世界トップのホテルや星付レストランで提供されている。日本国内では、2022年にJALファーストクラスラウンジで、英国ワインとして初めて採用された。
英国プレミアム・スパークリングの最高峰「51°N」
「ガズボーン」が10年の歳月をかけて温め、万を持してリリースする英国プレミアム・スパークリングの最高峰が「51°N」。
ワイン名の「51°N」は、ワイナリーの畑が位置する「北緯51度」の意。ワイン業界では、長らく「北緯49度」がワインづくりにとっての最北端とされてきた。しかし、過去数十の気候変動によって英国でも高品質なワインがつくられるようになり、英国は世界で今もっとも注目を集める産地となりつつある。
「51°N」は、英国におけるワインづくりの数十年にわたる思索、実践、専門性の集大成であり、ガズボーンのワインメイキングの真骨頂と言える1本だ。
同ワインは2022年9月にリリース、史上最高価格の英国ワインとして注目を集めた。2023年には世界各国で順次リリースが予定されており、日本へは120本限定で販売される。
記念すべき初リリースは2014年ヴィンテージ。ブドウは、ケントとウェスト・サセックスの自社畑のブドウのみを使用している。理想的な条件が揃った年の、最高の区画から収穫されたシャルドネ、ピノ・ノワールのブレンドだ。
純度を極限まで追求した優しいプレスで抽出した果汁を、6年以上もの間、澱と共に熟成。2015年以来、年に2回以上の試飲を繰り返し、ついにリリースが決定した。
日本でのローンチを記念し、5月には生産者が来日。5月10日(水)に虎ノ門のレストラン「The Jade Room + Garden Terrace(モダン・ブリティッシュ)」、5月11日(木)には東麻布の中華料理店「富麗華」にてそれぞれ一夜限りのペアリングディナーを開催する。
世界的にみても貴重なワインだけに、多くの愛好家から注目を集めそうだ。
(IKKI)
英国・ロンドンで開催される最も歴史ある国際品評会