こんにちは。川上です。
あまじょっぱいスイーツって良いですよね。
あまいものを食べたら欲しくなる、しょっぱいもの。その後にまた欲しくなるあまいもの。それがひとつになっているんですから。
最近そんなお菓子をよく見かけるようになりましたよね。スナック菓子とにチョコレートを掛け合わせたりとか。
本日ご紹介するのは菊池市にある「津村友宝堂」。こちらのお店の看板商品である『柚餅子(ゆべし)』はあまじょっぱさがクセになる和菓子です。
目次
老舗感漂う菊池市の和菓子屋「津村友宝堂」
あまじょっぱさがクセになる『柚餅子(ゆべし)』
老舗感漂う菊池市の和菓子屋「津村友宝堂」

本日ご紹介するお店があるのは菊池市隈府。菊池市役所からほど近くにあります。
見落としそうになるのですが、駐車場はお店の目の前にあります。

シックな外観。老舗感がぷんぷんと漂っていますね。

お店の前には【いちご大福】と書かれたのぼりもありました。こちらも人気メニューだそうですよ。

店内に入ると、こちらも老舗の雰囲気。ここ「津村友宝堂」は戦後に開店されたそうで、70年以上も営業されています。

羊羹をはじめ、万十が数種類あります。

今の時期は苺大福も。この苺大福は5月6日前後まで販売されるそうです。
あまじょっぱさがクセになる『柚餅子(ゆべし)』

さて、今回は柚餅子(ゆべし)と苺大福を買ってきました!
まずは柚餅子(ゆべし)から頂きたいと思います。

柚餅子(ゆべし)は、餅米粉と柚子、味噌、そして砂糖で出来たシンプルなお菓子です。

それを竹の皮に入れて蒸して作られます。竹の香りがプーンと漂います。良い香り。

竹の皮をオープンすると、こちらが柚餅子です。羊羹のような、ういろうのような見た目です。

2日目が美味しいよと教えてもらったので、1日我慢して頂きました。

断面はこんな感じ。

実際に食べてみるともっちりとしていてお餅感がとても強い。その中に柚子の爽やかな香りがしっかりします。後味はふわっと味噌。甘いんだけど味噌のしょっぱさも相まって唯一無二の味。
素朴だけど、なぜかクセになる。そんな和菓子です。

この柚餅子は、とても丁寧に作られています。使っている餅米粉は、餅米を玄米の状態から仕入れ、それを粉にしているんだとか。
以前、既にできた餅粉を仕入れて作った事もあったそうなんですが、味が変わってしまったので、長年味を守るために手間暇が掛かっても丁寧に作られているそうです。
柚子は、毎年11月に1年分を仕入れて砂糖漬けにしたものを使われています。柚子もその時期に採れたものを使うなどこだわって作られた和菓子なんです。