個人・法人問わず、ビジネスの現場で必須となるノートパソコン。この春には進学や就職など、新生活に向けてノートパソコンの購入を検討する人も多いだろう。しかし、ノートパソコンの種類は多く、どれを選べばよいか悩む人も多いはず。そこで今回は、株式会社rentryが運営する商品比較サイト「Picky’s」が実施したノートパソコンに関する調査を紹介。パソコン選びの参考にしてほしい。
ノートパソコンは価格重視の人が多数。相場は10万円前後
まず、ノートパソコンの利用目的を聞くと、「インターネットや動画サイトの閲覧のため」と「仕事のため」という回答がほぼ同率で1位と2位になり、ついで「動画や写真の編集のため」が3位に。仕事や画像編集などはパソコンが必要になりそうだが、インターネットや動画の利用はスマホやタブレットでも使用できるため、そこまでの必要性を感じられない。インターネットをメインにしながらも仕事や作業に使え、マルチに利用できることがパソコンへの需要につながっているのだろうか。
「ノートパソコンを選ぶ上でのポイント」のついてのアンケートでは、やはり「価格」が最も重視されていた。2位以降は「処理速度」「メモリの多さ」「重さやサイズ」が続く。パソコンは安い買い物ではないので価格は重要だが、快適に利用するためにはある程度のスペックも必要。ノートパソコンに限った話ではないが、価格とそれ以外の要素とのバランスが肝になるだろう。
ノートパソコンの金額としては「5万円~10万円」を選ぶ人が多いことがわかった。「10万円~15万円」のモデルを好む人も少なくなく、全体的な相場としては10万円前後といったところのようだ。しかし、モデルや用途によって金額のバラつきは大きいため、価格だけでなく、性能面などで自分が求める基準を満たしているかどうかを確認しておく必要がある。