フライでファーストヒット
これでアタリの出方をなんとなくつかんだのか、キャストし直すとすぐに次のチャンスが訪れた。インジケーターがツーッと横に引っ張られたかと思いきや、水面に沈み込む。アタリだ!
サオを立てると魚の重みがずっしりと乗る。しかしカオリさんは固まったまま、不思議そうな顔をしている。ルアーフィッシングはリールを巻けばいいのだが、フライは違う。左手でイトを手繰り、右手でラインをつかんでストップさせる独特の操作で魚を寄せてこなければならない。
寄せ方を教えてもらいながらなんとかランディングした魚は、太いグッドコンディションのニジマスだった。「すごい難しいけどアタリがいっぱい出ますね」と、その後も連発して3匹を追加したところで、午後の放流が入る。
カオリさんにようやくヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)
ルアーでもキャッチ成功
それを見たカオリさんはせっかくだからスプーンでも釣りたいと、ルアーにチェンジ。放流により活性が上がった魚をハイバーストで仕留めると、してやったりの表情だ。
経験者ばかりがそろったエリアトラウト釣行イベントで、それぞれが自然あふれる美濃フィッシングエリアを楽しんだ。天気は終始雨がパラつく一日となったのだが、和気あいあいとした雰囲気のなかでイベントはお開きとなったのだった。
ナイスファイトをしてくれたニジマス(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)
今後もエリアトラウトのみならず、「釣り女子部」ではさまざまな体験イベントを開催していく予定だ。ぜひ今後のイベントもSNSやYouTubeでチェックしてみてほしい。
イベント終了の記念撮影(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)
エリアトラウトのキホン 「スプーン」と「クランクベイト」の使い方
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<週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔/TSURINEWS編>
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美濃フィッシングエリア
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この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年4月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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