三笘薫 写真:Getty Images

 日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ(イングランド1部)ブライトンからステップアップ移籍の可能性がささやかれている。DF冨安健洋所属アーセナルなど複数クラブが移籍先候補に挙がっているが、ここにきてブライトン残留、契約延長が確実と現地で報じられている。

 英メディア『フットボール・インサイダー』は25日に「ブライトンは三笘と契約延長で合意間近だ」と見出しをうち、同選手の去就を特集。これによると、両者は現在週給1万ポンド(約160万円)による2025年6月までの契約を結んでいるが、三笘の状況を知る関係者は「ブライトン退団を急がない」と話しているという。

 またブライトンはMFアレクシス・アリスターとMFモイセス・カイセドを今季終了後に放出する可能性が高いとのこと。来季の欧州カップ戦出場権争いを繰り広げる中、来季以降もプレミアリーグで上位に食い込むためにも三笘の獲得を望む他クラブからのオファーには応じない意向だという。

 同メディアは先月中旬にも、三笘とブライトンの契約延長の可能性を報道。新契約の内容について「週給4万ポンド(約640万円)、契約期間は2027年6月まで」と報じていた。

 なお三笘は昨年7月、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズからブライトンへ復帰。プレミアリーグ挑戦1年目ながらも今季ここまでリーグ戦24試合出場で7ゴール4アシストをマークしている。

 また同選手の去就については、イタリアメディア『カルチョメルカート』が今年1月にアーセナル移籍の可能性を報道。先月にはマンチェスター・シティ、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンからの関心が伝えられているほか、マンチェスター・ユナイテッドのスカウト陣によるブライトン戦視察も報じられていた。