アプリを使った英語学習も有効
——最近は英語学習アプリなどスマホで学習できるものが数多くありますが、この辺りはいかがでしょうか。
竹田:英語学習アプリは音声が出る点が特に良いと思います。英単語に関しては音を聴きながら学習した方が良いのでこの辺は手軽にできる点が利点ですよね。
——4月より、Monoxer導入組織に向けて『TOEIC® L&R テスト文法問題でる1000問』を学習できるようになりましたが、こちらはいかがでしょうか。
竹田:先ほど申し上げたように、アプリを使って学習する大きなメリットは音声が聴けることです。特にMonoxerを活用する場合、ディクテーション(英語の音声を聴いて書き取りをする勉強方法)がすごく効果的だと思います。
音を聴いて英語の文章を使っていく作業は、そのまま聴いた音をコピーして文章化するだけでは間に合わないものです。自分の頭の中で文章を組み立てることが、非常に効果的なトレーニングだと思います。
挫折せずに社会人が英語学習を続ける秘訣
——TOEICの学習を続けていると挫折してしまうこともあると思うのですが、続けていく秘訣を教えてください。
竹田:社会人は1人で学習されて目標に向かっている方も数多くいらっしゃると思うので、モチベーション維持はたいへんだと思います。そのため、1つの方法としてSNSを活用してみるのは良いかと思います。
最近では、Twitterで専用アカウントを作成して自分の学習記録を投稿される方も見受けられますが、これは良いモチベーションの保ち方だと思います。
あとはよく言われることですが、教材会社の人間の立場としても申し上げますと、色々な教材に手を出さずに1つの教材をやり込むようにした方が良いです。
アスク出版も様々なTOEIC教材を出版していますが、『TOEIC® L&R テスト文法問題でる1000問』はおかげさまでたいへん好評をいただいていますので、とりあえず手に取っていただくのは良いかもしれません。
<インタビュイープロフィール>
竹田直次郎
株式会社アスク出版 英語編集部 部長アスク出版の英語編集部で、TOEIC L&R 文法部門第1位のベストセラー『TOEIC® L&R テスト文法問題でる1000問』をはじめ数々のベストセラーを編纂。TOEIC満点990点。
<著者プロフィール>
中村大志
モノグサ株式会社 広報2013年新卒で株式会社マイナビ入社。求人広告の営業に従事した後、2015年より食品・ヘルスケア専門のPRエージェンシーに入社して食品やサプリメント等の商材のPR業務に従事。2020年にモノグサ株式会社へ1人目の広報担当として入社後、自社と提供しているプロダクト「Monoxer」の認知向上と支持者の増加に向けて、PR活動を担当している。