英国伝統の自動車ブランド「ベントレー」が、卓越したクラフトマンシップと快適性をファーニチャー(家具)に投影した、「ベントレーホーム」を展開中だ。
4月23日(日)まで開催中の「ミラノデザインウィーク2023」では、3人の世界的デザイナーや建築家とコラボした新コレクションを発表。イベント期間中は、キエーザ宮殿にあるベントレーホームのアトリエが、中庭を背景としたガーデンギャラリーに変貌している。
ベントレー車からインスピレーションを得たデザイン
新コレクションは、熟練のクラフトマンシップと快適性を備えたベントレー車の、流れるようなラインとエレガントなカーブからインスピレーションを得ているという。革新的なサステナブル素材を用いながら、実用的でコンテンポラリーな家具として創造されている。
フェデリコ・ペリ×ベントレーホーム
ベントレーホーム2023コレクションでは、アイコニックな曲線と輪郭が際立ったベントレーらしいデザインや、未来へつながるサステナブル性を随所で確認することができる。
中でもミラノを拠点とするデザイナー、フェデリコ・ペリ氏が制作した各種テーブルは、細部へのこだわりやシャープなラインなどを特徴とする。
たとえば「カムデンダイニングテーブル」は、エレガントでダイナミックな天板にサスペンションのような脚を組み合わせることで、重さを感じさせない軽やかな印象に。
また、「テムズコーヒー&サイドテーブル」は、環礁のような美しいデザインを自然由来のマイクロセルロースや天然顔料によって実現している。
そして、「ダルストンコンソールテーブル」では、建築家のリカルド・カヴァチオッキ氏が創出した大理石調の“ペーパーマーブル”を採用。繊細でしなやかなラインは、ヴィンテージのベントレー車のフロントセクションから着想したものだ。
カルロ・コロンボ×ベントレーホーム
建築家のカルロ・コロンボ氏がデザインした「ベイトンソファ」は、ベントレー車を彷彿させる美しいプロポーションや上質な木製フレームによって、類まれなる快適性を醸しだしている。
その他、ベントレーホームがデザインした「ブリクストン・ベッド」なども展示されている。
年間を通じ、予約制で一般公開されているというベントレーホームのアトリエ。ミラノを訪れた際には、一度は立ち寄ってみたいスポットだ。
ベントレー
(zlatan)