ファミリーマートの細見研介社長は12日開催された決算説明会でトラックドライバー時間外労働の上限規制が適用される「2024年問題」と呼ばれる物流課題について「当社では数年前から16項目の削減計画を立てて実行に移しつつある」と語った。

 その一例に、配送シミュレーターの開発・導入を挙げ「既に実用をスタートし、トラックが走るコースを約10%削減した。2023年度はますます実用の度合いを深めていくフェーズに入ってくる」との考えを明らかにする。

 加えて、自動車系コンサルティング会社との提携による改善活動の推進や同社オペレーションの見直しなども合わせて進めていく。

提供元・食品新聞

【関連記事】
活性化するベーコン市場 パスタ人気が一役 料理利用で
「クノール」軸に下半期で勝負 提案力高めながら商品価値を提供 味の素執行役員 神谷歩氏
コーヒー飲料 PETボトルVSボトル缶 各ブランドで容器戦略の違い鮮明に
ビール類 夏行事激減で打撃も新ジャンル好調維持
納豆 底堅い“生活密着品” 健康&巣ごもりで再び浮上