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ポルトガル1部ヴィトーリア・ギマランイス(ヴィトーリアSC)所属DF小川諒也は、2022/23シーズン終了後のヴィトーリアSC退団、明治安田生命J1リーグFC東京への復帰が確実と報じられている。
小川は昨年5月、100万ユーロ(約1億4000万円)の買い取りオプションが付いた1年間の無償レンタルによりヴィトーリアSCへ移籍。加入直後にはUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選全4試合で先発出場していたが、リーグ開幕後は出場機会が限定。昨年11月19日のポルトガル国内カップ戦を最後にトップチームで出番がなく、昨年12月から今年1月にかけてセカンドチームでプレーしている。
また昨年12月には、ポルトガル紙『ア・ボーラ』が同選手の現状について「初めての海外経験ということで、様々な問題に直面している。ポルトガルのサッカーに適応するのに苦戦している」と酷評。今年1月での退団も予想するなど、ヴィトーリアSCで構想外との見方を示していた。
するとポルトガル紙『ジョルナル・デ・ノティシアス』は今月21日、小川の去就について「この左サイドバックの日本人選手は、この夏にFC東京へ戻る」とリポート。これによると、クラブ幹部はすでに同選手の買い取りオプションを行使しない方針を固めているという。
なおFC東京の左サイドバックでは、日本代表DFバングーナガンデ佳史扶が今季J1開幕からリーグ戦5試合つづけて先発出場。佳史扶が先月28日のキリンチャレンジカップ2023コロンビア戦で負傷すると、今月開催のリーグ戦3試合ではDF徳元悠平が先発出場している。