とにかく踊るダンス

(画像=『たびこふれ』より 引用)
インドといえばダンス。とにかく民族ダンスでも最新のダンスナンバーでも、インド人は踊る事が大好き。
年齢関係なく数名集まって踊りを踊る場面をたくさん見かけました。
ここの家は大家族な上に、みんなエンターテイナーということもありましたが、終始ダンスの演出がちりばめられていて、これは恥ずかしいとかいわずにノリノリで踊るのがいいようです。
結婚式にはステージも

(画像=『たびこふれ』より 引用)
太鼓一つでリズミカルな音がなるだけで、この盛り上がりようです。
とにかく踊る、踊れなくてもなんだか楽しくなってしまいます。この陽気さがインドならではです。
もちろん踊らない結婚式もありますので、そこは誤解しないでほしいのですが。
全員参加型のインド結婚式の演出は、主役に関係なく楽しめます。
火の回りぐるぐる

(画像=『たびこふれ』より 引用)
いよいよ、次の日は結婚式です。この一家はヒンズー教のスタイルで結婚式を行いました。
インドは多宗教の国ですので、イスラム教、シーク教、キリスト教、ジャイナ教、その他いろいろな宗教で結婚式の方法は異なります。
火の回りぐるぐるは、Phera(フェラ)または、サートフェレ(7回のフェレ)と言い、パンディットという神主様のような役割の方が式場に呼ばれ、マントラという祝詞(のりと)に似た言葉を唱えながら新郎新婦は神様にお供えをしていきます。(写真上)
7回火を回る意味

(画像=『たびこふれ』より 引用)
マントラが終わった後、最後に火の回りを7回ぐるぐるします。
火は、ヒンズー教にとって「アグニ」とよばれる神様のシンボルで、この周りを1周するたびに以下の内容を祈ると言われています。
- 1回目:夫婦が共に協力しあい経緯をもって食べものが与えられますように
- 2回目:心身共に強くなれますように
- 3回目:喜びと苦しみを共に分かちあい、共に繁栄していけますように
- 4回目:両親、親せきの年配者の世話をし大切にする誓い
- 5回目:将来の健康な子供の健康、または周りの子供達に奉仕する誓い
- 6回目:夫婦の健康、平和な生活ができますように
- 7回目:愛とお互いの思いやりを持って夫婦になりましょう。愛、友情、信頼のもとに夫婦になる事を誓います
周りでは参列者達が、花びらやお米(!)を新郎新婦にかけていきます。最後の7周目は大歓声です。
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