このお料理にまつわるエピソード
アンダルシアのセビリアの下宿先のおばちゃんは、前日のパンが1本ぐらい残ると、いつもこのニンニクスープを作っていました。おばちゃんは、スープの上に飾り用の揚げパンなどは乗せません。その代わりに、その日のパンをテーブルに置きます。そうするとおじちゃんと息子たちは、おいしいスープにパンを浸して食べます。さらに、スープの中に入っている半分溶けたパンも平らげます。これで相当満腹になるので、メインの料理は小さな肉を焼くぐらいですんでしまうのです。
そういえば、卵はいつも溶き玉を流し込んでいたし、スープの中に、なくてはならない生ハムが見つからないことがよくありました。
文・写真・佐々晶子/提供元・たびこふれ
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