春の訪れを感じさせる花のひとつ、クロッカス。
地面にひっそりと咲く姿や色鮮やかな花が可愛らしい、園芸でも人気の花です。

そんなクロッカスの花言葉は、ギリシャ神話が由来とされています。
ここでは、クロッカスの基礎知識とその花言葉について解説します!

クロッカスとは?

【クロッカスの花言葉】ロマンチックな花言葉はギリシャ神話が由来?
(画像=『FUNDO』より引用)

まず最初に、クロッカスがどのような花なのかを見ていきましょう。

クロッカスの特徴

クロッカスはアヤメ科の花です。
一般的に園芸用では球根から育ち、黄色や白、薄紅色に紫などの鮮やかな色の花を咲かせます。

花は地面すれすれの位置に咲き、丸みのある花弁が特徴的です。

クロッカスの開花時期

クロッカスの開花時期は3月頃からの早春です。
園芸用の場合は10月頃に植えることで、春に花を楽しむことができます。

クロッカスの原産地は?

クロッカスの原産地はヨーロッパ南部や地中海沿岸とされています。
その仲間として、花をスパイスや薬として用いるサフランも含まれ、古来から原産地の人々に親しまれています。

花を楽しむタイプのクロッカスは、このサフランと区別するために「ハナサフラン」と呼ばれることもあります。

クロッカスの花言葉

【クロッカスの花言葉】ロマンチックな花言葉はギリシャ神話が由来?
(画像=『FUNDO』より引用)

愛らしい花をつけるクロッカスですが、その花言葉は一体どのようなものなのでしょうか?

全般的な意味の花言葉

クロッカスの仲間全体の花言葉には、「青春の喜び」「切望」「裏切らないで」「あなたを待っています」などがあります。
クロッカスに限ったことではありませんが、早春に咲く花の花言葉には青春に関するものが付けられるという傾向にあるとされます。

学校の花壇や学生の卒業祝いに贈る、鉢植えなどにぴったりな花言葉ですね。

色別の花言葉

黄色のクロッカスには「私を信じて」という花言葉があります。
誠実さを表すのにぴったりの花言葉なので、ガーデニング好きの彼女へのプロポーズの時のプレゼントにもいいかもしれません。

一方、紫のクロッカスの花言葉はプレゼントにはあまり向いていないものとなっています。
なぜなら、その花言葉が「愛の後悔」だからです。
なんだか失恋してしまいそうな、悲しい印象の花言葉ですね。

花言葉にはポジティブな意味だけでなく、ネガティブに感じられる意味のものもあります。
プレゼントに花を贈る際には、花言葉にも十分気を配るようにしましょう。