筆者は昨年からロボット掃除機「ルンバ」を愛用している。自分で掃除機をかける行為が激減したので、購入して良かったと感じている家電のひとつだ。さらに、拭き掃除も自動化できたら便利だと思い、ロボット掃除機に水拭き機能をプラスした2in1モデルの「ルンバ コンボ j7+」を使ってみた。その実力を紹介しよう。

新生活を機に導入するのはアリ? 「ルンバ コンボ j7+」の掃除の実力をチェックした!
(画像=アイロボットの「ルンバ コンボ j7+」の
実勢価格は15万9800円、『BCN+R』より引用)

ルンバ j7+に床拭き機能を追加

ルンバ コンボ j7+は、2022年2月発売の「ルンバ j7/j7+」に床拭き機能を追加した製品。ロボット掃除機「ルンバ」と床拭きロボット「ブラーバ」のいいとこ取りをした一台で、これさえあれば床掃除はすべて任せられる。

新生活を機に導入するのはアリ? 「ルンバ コンボ j7+」の掃除の実力をチェックした!
(画像=本体前面にカメラを搭載。
広角カメラで足元まで広範囲の撮影が可能で、
障害物が何なのかを見分ける、『BCN+R』より引用)

ルンバ コンボ j7シリーズは、床にモノが散らかっていても回避できる機能を搭載。PrecisionVisionナビゲーション機能によって、コードやペットの排泄物など10種類以上の障害物を認識し、避けながら掃除してくれるので、“ルンバで掃除する前に掃除が必要”といったことがなくなる。また、ペットを飼っている人の場合、ルンバがペットの排泄物を散らかすという惨事も起こらない。

新生活を機に導入するのはアリ? 「ルンバ コンボ j7+」の掃除の実力をチェックした!
(画像=認識した障害物をアプリで確認できる。
一時的な障害物なのかどうかを学習させられるだけでなく、
進入禁止エリアとして設定することも可能、『BCN+R』より引用)

ラグやじゅうたんを認識して水拭き

ルンバ コンボ j7+の注目機能となる水拭き機能は、掃除機かけと同時に行える。ゴミを吸引しながら、アームで圧をかけてしっかり水拭きするので、実際に掃除にかかる時間も掃除機かけのみのときと比べて20分程度の差だった。

新生活を機に導入するのはアリ? 「ルンバ コンボ j7+」の掃除の実力をチェックした!
(画像=エッジクリーニングブラシ、2本のゴム製のデュアルアクションブラシ、
吸引力10倍のパワーリフト吸引、水拭き掃除が連動する、『BCN+R』より引用)

驚くべきは、きちんとラグやじゅうたんとフローリングを認識している点。掃除機かけと水拭きを同時に行っても、ラグやじゅうたんが濡れることがなかった。もちろん、ラグやじゅうたんの上では吸引力をアップし、中に入り込んだゴミまで吸い取ってくれる。

新生活を機に導入するのはアリ? 「ルンバ コンボ j7+」の掃除の実力をチェックした!
(画像=フローリングの場所は、部屋やスケジュールごとに
「掃除機がけ&拭き掃除」または「掃除機がけ」を選択可能。
水拭きしたくない場所を拭き掃除禁止エリアに設定することもできる、『BCN+R』より引用)

水拭きの際は、本体天面にセットしたモップパッドが下に降りてきて拭き掃除を行う。ギミックがまさにロボットそのもので、つい掃除している様子を見てしまう。水拭きは洗剤の使用にも対応しており、その場合は専用洗剤のみとなっている。

新生活を機に導入するのはアリ? 「ルンバ コンボ j7+」の掃除の実力をチェックした!
(画像=本体側面のタンクに水と専用洗剤を入れて使用する。
専用洗剤は4回分のボトル付き。
なくなったら968円(473ml)で追加購入できる、『BCN+R』より引用)

付属のモップパッドは、手洗いすれば繰り返し使えるエコな仕様だ。モップがリフトアップするので、本体を裏返さないだけでなく、手を汚すことなく交換できる。

新生活を機に導入するのはアリ? 「ルンバ コンボ j7+」の掃除の実力をチェックした!
(画像=モップパッドは2枚付属する。
2枚2970円での購入も可能、『BCN+R』より引用)