目次
オーダースーツの価格の違い
20代のオーダースーツのデザインの選び方
オーダースーツの価格の違い
オーダースーツの価格帯は幅広く、リーズナブルなものから高額なものまであります。では、価格の違いはどのような部分で出てくるのでしょうか。ここではオーダースーツの価格の違いについて解説していきます。
生地のグレード
生地代はオーダースーツの原価の大きな割合を占めるため、使用する生地のグレードによって価格が大きく違ってきます。
ブランドのインポート素材など上質な生地はしなやかさや着心地の良さが魅力ですが、価格も高額です。上質な生地ほど繊細で扱いに細やかさや慎重さが要求され、ハイレベルな縫製技術が求められることも価格に影響します。
仕立て縫製グレードの質
仕立て縫製のグレードによっても、価格が左右されます。最高品質の仕立ては職人のハンドメイドですが、多くのスーツは機械を使用したマシンメイドです。国内の縫製工場は一定のグレード品質が確保されているため信頼度が高い一方、高額になる傾向にあります。
海外工場は国内に比べるとグレードが低く、大量生産向けでリーズナブルとされていましたが、近年は日本の技術者が指導したり最新の機械を導入することで縫製グレードが上がっているところも多くあります。
ボタンや裏地などのランク
好みのボタンや裏地などを選べるのもオーダースーツの醍醐味ですが、選ぶボタンや裏地などにもランクがあり価格の違いに影響します。ボタンで言えば、合成樹脂製の練りボタンは丈夫で価格もリーズナブルです。
一方、天然素材の水牛ボタンなどは一つ一つ模様が違うことに加え重厚感や高級感があり、価格も高価になります。ボタンや裏地、オプションでこだわりを詰め込んでいくと高額になるため、フィッターと相談しながら予算の範囲内になるよう調整していきましょう。
購入場所
購入場所によっても、価格は違います。数多いスーツが並び、その中からセルフで選んで購入するお店では経費が抑えられるため、価格も安い傾向です。
しかし「自分に合うサイズを知りたい」「どれが自分に似合うのか迷ってしまう」という方は、価格が上がったとしても、しっかり相談しながら購入できるお店にした方が失敗しにくいでしょう。
20代のオーダースーツのデザインの選び方
オーダースーツを作る際には、体型や好み、用途に合わせてデザインを選ぶことができます。自分だけのオリジナルの1着が手に入るのが魅力ですが、何通りもある中でどのデザインが良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。
ここでは20代の方がオーダースーツのデザインを選ぶときのポイントをご紹介しますので、デザインにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
20代前半のデザイン
20代前半はフレッシュな年代なので、若々しさや爽やかさのある紺色カラーの無地がおすすめです。シンプルな紺のスーツは誠実さや清潔感、信望といったイメージがあり、周囲からの印象も良いでしょう。
定番ともいえる紺色の無地スーツは普段からフォーマルまで幅広いシーンで使いやすく、1着は持っていて損はありません。無地では物足りないという方は、紺色のヘリンボーンやストライプといった控えめな柄もおすすめです。
20代後半のデザイン
仕事に慣れ経験を積んできた20代後半の方には、誠実ながらクールで大人っぽい印象があるグレーのスーツがぴったりです。濃いグレーは落ち着いた雰囲気、明るいグレーは華やかでおしゃれな雰囲気を演出できます。
柄は無地かストライプがおすすめですが、目立たないチェックでも良いでしょう。グレーのスーツは色の濃さや柄の組合せ次第で派手に見えたり軽い印象になり、生地を見ただけで判断しにくいことも多いので、フィッターに相談しながら選ぶと失敗がありません。