そのまま拭き取ったり洗車機に入れるのはキズの元!

(画像=車のボディに付いた黄砂などの汚れ、『MOBY』より引用)
黄砂の粒子には石英や長石といった硬い鉱物が含まれていて、その粒子の大きさは4ミクロン前後。車のボディの塗装に艶を出すために使うコンパウンドは0.2ミクロン程度ですので、それと比べると20倍近くも大きな粒子です。
紙やすりの中でも目が細かい3000番手で5ミクロンほどですので、黄砂がついたままのボディをタオルなどで拭くことは、ボディを紙やすりで磨いているのと同じことになってしまいます。
そのため、黄砂が付着した状態でタオルや洗車用ウェットシート、スポンジなどで拭いたり、洗車機に入れたりするのは、ボディの塗装にキズが入る原因となる場合があります。
高圧洗浄機や強めのシャワーの利用がおすすめ

(画像=©xiaosan/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)
黄砂が付着した車のボディを洗う際には、まず付着した黄砂をしっかりと落とすことが肝心です。
しかし、前述のとおり、花粉などとあわさった黄砂はボディにこびりつくため、風が吹いたり水を流した程度ではなかなか落ちません。
そのため、ボディについた黄砂をしっかりと吹き飛ばせるよう、高圧洗浄機や強めの水圧にしたシャワーを使いましょう。
また、黄砂などが飛来する前には、ボディにコーティングをかけるなどして汚れをつきにくくしておくことも、黄砂対策となります。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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