北海道・十勝に、宿泊施設「Moving Inn Tokachi(ムービング イン十勝) 北の森」が誕生。2022年12月のプレオープンを経て、4月28日(金)にグランドオープンを迎える。

リゾートより自然に近いロケーションで、キャンプより充実した設備がある同施設で、“新しい旅のカタチ”を体験してみては。

2万坪の敷地に設備充実の客室を4区画

同施設は、原生林に囲まれた2万坪の敷地に4区画のみの客室を展開。宿泊形態は、“グランドスイート”と“ネイチャースイート”の2種類だ。

すべてのサイトに、サウナトレーラーと露天風呂、ファイヤープレイスなどを完備。また、サイトの区画間は十分な距離を取っているため、大自然に包まれるプライベート空間を満喫できる。

グランドスイート、趣向を凝らした2タイプの客室

グランドスイートでは、サイト内に設置されたトレーラーハウスを客室としたトレーラーハウスステイが可能。トレーラーハウス内には、リビング・ベッド・キッチン・シャワー・トイレを完備している。客室は趣の異なる2タイプを用意した。

1.最上位サイト「NAGAME(ナガメ)」

約500坪からなる広大なサイトにある「NAGAME」は、同施設の最上位サイト。

「六角屋」の代表・三浦史朗氏がデザイン監修した和室タイプの客室トレーラーハウスは、縁側・掘りごたつ・網代天井といった伝統的な日本の美意識を集結した贅沢な空間だ。

併設する和室ダイニングトレーラーは、畳敷きの小上がりの中心に囲炉裏がついたテーブルをレイアウト。三方の窓からは四季折々の自然の景色を見渡せる。

また、トレーラーハウス屋上と屋外スペースにそれぞれ露天風呂を設置。大人2人が入れる木桶浴槽は、滋賀の木桶職人・中川周士氏の手仕事によるもので、700年以上受け継がれている伝統的な技法を用い、木本来の表情を色濃く残した「割れ肌仕上げ」で作られている。

同サイトの収容人数は最大2名、朝夕食事付き2名の料金は143,748円~だ。

2.セカンドクラスのサイト「AWASE(アワセ)」

「AWASE」は、洋室タイプの客室を中心に、和と洋の要素を融合させたモダンな空間が特徴。トレーラーハウスには、2台のベッドと1台のソファベッドを備え、最大4名まで宿泊可能だ。

ここには、薪の投入によって最高110℃まで温度調整でき、「ロウリュ」も楽しめるサウナトレーラーを設置。トレーラー内には檜造りの水風呂も完備している。

また、60平米以上のアウトドアデッキは、客室トレーラーやサウナトレーラーに接続しており、ダイニングやサウナ後の外気浴スペースとしても利用可能。長野の薪ストーブ専門工房「北澤アート」に特注した薪式オーブンでの調理もできる。

同サイトの料金は、朝夕食事付き2名で130,438円~だ。