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タイ1部チョンブリFC所属のタイ代表MFクリサダ・カマンに海外移籍の可能性が浮上。明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪と提携しているチョンブリーFC会長が、同選手の去就に言及している。
身長176cmの守備的MFであるカマンは、チョンブリFCの下部組織出身。2017年にトップチーム昇格を果たすと、2018シーズン後半戦から出場機会を増やすと、2022/23シーズンのリーグ戦ではここまでほぼ全試合でキャプテンマークを巻いてフル出場。タイ代表でも22試合でプレーして昨年のAFF三菱電機カップ(東南アジア選手権)優勝に貢献するなど、実績を積み重ねている。
タイメディア『SMM SPORT』が今月17日に伝えたところによると、カマンにはタイ1部ブリーラム・ユナイテッド移籍の可能性がある模様。しかしチョンブリFCの会長は「ブリーラムとは交渉しておらず、連絡が来たこともない」と否定したという。
一方でカマンにはG大阪移籍の可能性も報じられているが、チョンブリは現時点でどのクラブとも交渉していないとのこと。ただチョンブリFCの会長は「将来、彼がよりレベルの高いリーグでプレーするチャンスがあれば、話ができるようになる。彼にとって成長のチャンスがあるならば、クラブが邪魔することはない。喜んで送り出す」と、同選手の海外移籍を認める方針を示した。
なおチョンブリFCとG大阪は、今年2月にパートナーシップ契約を締結。かつて2014年チョンブリFC監督を務めていた和田昌裕取締役が、小野忠史代表取締役社長らとともに現地での契約締結式に出席している。
またチョンブリFCのテクニカルディレクターを務めるビタヤ・ラオハクル氏は、かつてG大阪の前身である松下電器産業サッカー部で1987年から1990年にかけてプレーしている。