
(画像=2026年2月期を最終年度とする「第3次中期経営計画」を発表した。、『DCSオンライン』より引用)
DCMホールディングスは4月11日、2026年2月期を最終年度とする「第3次中期経営計画」を発表した。
主な業績目標として、売上高で23年2月期の実績から約800億円上乗せする5500億円、営業利益を同約80億円上乗せする380億円、粗利益に相当する売上総利益率を同33.3%から35.0%に引き上げるとした。売上高は毎年5.4%増が目標となる。
グループ全体方針として、「新世代ホームセンター創造への挑戦」を掲げ、事業戦略として「店舗戦略」「ローコストオペレーションの更なる追求」「独自の“BOPIS( Buy Online Pick-up In Store)”スタイルの構築」「プライベートブランド商品開発体制の深化」「M&A推進による事業領域の拡大」の5つを挙げた。
店舗戦略では、生活館型ホームセンター、超ローコスト店舗の新業態開発を進める。
23年2月期決算は、売上高に相当する営業収益が4468億円、営業利益が300億円だった。24年2月期は、営業収益で4940億円、営業利益で310億円を見込んでいる。
提供元・DCSオンライン
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