「アシックス(ASICS)」は、気候変動に対する取り組みの一環として、ランニングまたはウォーキング5キロメートルで1本の植樹ができるチャレンジプログラム「Run for Reforestation Challenge」を、4月10日から30日まで実施する。
このプログラムは、気候変動への関心が世界的に広がる中、一人ひとりがより高い意識を持ち、自ら行動することでCO₂削減に具体的に貢献できるよう企画したものだ。「アシックス」が提供するフィットネストラッキングアプリ「アシックス ランキーパー(ASICS Runkeeper)」を使ってランニングまたはウォーキングで5キロメートルを完走・完歩すると1本、上限25,000本の木が、提携している森林再生や生態系保護を行う国際的なNGO「ワン・トゥリー・プランテッド(One Tree Planted)」を通して植樹される。ランニング・ウォーキングだけでなくハイキング、トレイルランニング、ジョギングとゴミ拾いを掛け合わせた新しいフィットネスであるプロギング、車椅子でのアクティビティもチャレンジの対象となる。既に3万人以上の人々がこのチャレンジに参加している。
「アシックス」は、「Anima Sana in Corpore Sano(健全な身体に健全な精神があれかし)」を創業哲学に掲げ、世界中のすべての人々の将来世代に続く心身の健康に貢献することを使命としている。そのために、地球環境も健やかでなければならないと考え、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目指し、循環型モノづくりを進めるなど、環境と社会に配慮した事業活動を続けている。
「アシックス」のサステナビリティ統括部長吉川美奈子氏は今回のプロジェクトについて「近年では気候変動に対する意識や関心が高まる一方、何をすべきかわからない 、機会が少ないなどの理由から具体的な行動に移しにくい、といった課題があるといわれています。そこで今回の「Run for Reforestation Challenge」は、どなたでも参加でき、好きな時間に自身のペースで体を動かすだけ、と実行しやすい内容としました。気候変動に対する本プログラムが、心身とともに地球環境も健やかになるきっかけになれば幸いです。スポーツができる地球環境を守るために、今後も持続可能な事業活動を進めてまいります」とコメントしている。
文・平野智香/提供元・SEVENTIE TWO
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