「THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド京都)」は、フランスのシャンパーニュ・メゾン「Pol Roger(ポル・ロジェ)」とコラボレーションしたメーカーズディナーを、5月17日(水)に開催する。

世界第5位のソムリエ・岩田渉氏によるペアリングと楽しむ、貴重な一夜。席に限りがあるので、早めに予約をしよう。

英国王室御用達に任命された「Pol Roger」

1849年に設立した「Pol Roger」は、「気品と優美」を哲学とした格調高いシャンパーニュを生み出す家族経営ワイナリーだ。

ブドウ本来の繊細な味わいを引き出すため、木樽を一切使用せずステンレスタンクで醸造し、今でも職人の手作業によるルミュアージュを守り続けている。エペルネで最も深い地下セラーで長期熟成させることで、極上の泡を伴うシャンパーニュが生まれる。

その確かな品質は元イギリス首相チャーチルをも虜にし、2004年に英国王室御用達に任命された。また、ロイヤルウエディングでも提供され、国際的に高い評価を得ている。

Hubert de Billy(ユベール・ド・ビイ)氏は、ポル・ロジェ家の5代目オーナーファミリー。

醸造担当のダミアン・カンブル氏とともにファミリーの一員としてアサンブラージュにも参加し、一族の最終決定を下す。また、シャンパーニュ愛好家の近年の嗜好や食事とシャンパーニュのマッチングを追究し、リッチとピュアの開発のリーダーとして携わっている。

オーナーファミリーも来日する一夜限りのイベント

イベント当日は、オーナーファミリーであるユベール・ド・ビィ氏が来日。同ホテルのシェフソムリエ・岩田渉氏とともにイベントを盛り上げる。

また、「Pol Roger」の哲学「気品と優美」をコンセプトに、イタリア料理「SCALAE(スカーラエ)」の料理長・木原章太氏がこの日のためだけに考案した特別メニューを提供。地元京都の食材や春の旬の素材を用いた「京都イタリアン×クラシックフレンチ」のフュージョン料理を、格調高いシャンパーニュと合わせて存分に堪能しよう。

「Pol Roger」の世界観を表現

シェフソムリエの岩田渉氏は大学在学中、留学先のニュージーランドでワインに魅了され、4年間ワインの勉強に没頭する。大学卒業後、2014年にソムリエ資格取得。

2020年にフランスのレストランガイド「Gault & Millau2020」にて「ベストソムリエ賞」を受賞。そして今年の「第17回A.S.I. 世界最優秀ソムリエコンクール」にて、日本代表として準決勝進出。世界第5位に輝く。

また、同ホテルのイタリアンレストラン「SCALAE」料理長・木原章太氏は、京都調理師専門学校卒業。「Santa Maria Novella Tisaneria Kyoto(サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都)」「京都ネーゼ」を経て、現職に就く。

多くの貴族を虜にした「Pol Roger」のシャンパーニュ。その世界観を取り入れた、特別な一夜を楽しもう。

Pol Roger×イタリアンペアリングディナーコース
日時:5月17日(水) 18:30~21:30(18:00開場)
会場:イタリア料理「SCALAE」(THE THOUSAND KYOTO2階)
所在地:京都府京都市下京区東塩小路町570番
料金:33,000円/人(税・サービス料込)

(田原昌)

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