竿頭はマダイとイナダをキャッチ!

この日、的確な判断で本命を次々とヒットさせていたのは、左舷トモに座った相澤さん(川崎市)。エサ取りの層を避け、上のタナを的確に探り、仕掛けの張りや角度をイメージしながら落とし込みの誘いで次々とアタリを出していた。

釣り方を聞くと、「エサ取りが多い状況なので、それを避ける高いタナへの意識と、付けエサがないことには始まらないので待ち時間は短くし、手返ししていくことで組み立てたことが奏功しました」と、最終的にはマダイ7尾、イナダ1尾をキャッチ。

東京湾に乗っ込みマダイシーズン到来【一之瀬丸】金沢八景発で1kg級マダイを手中東京湾で釣れたマダイ7尾とイナダ1尾(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

沖上がり1時間前。海が少し穏やかになり、上げ潮が効き始めたタイミング。エサ取りを交わせる指示ダナよりも3m上を基点に、小さな幅での落とし込みの誘いで私も2尾を連釣。右舷ミヨシの斉藤さん(金沢区)もこのタイミングで本命を手にし、安堵の表情。

乗っ込みが本格化すると大型が釣れるチャンス!

14時半すぎに沖上がり。船中釣果は0.5~1.2kg0~7尾。竿頭は相澤さんで、木村さんが5尾、私は3尾で終了。

瀧本船長に今後の展望を聞くと「今日は潮を嫌ったのか同じようなサイズばかりでしたが、乗っ込みが本格化すれば大型のチャンスもどんどん増えてきます。指示ダナを守って船でのチームワークを高め、大型に挑んでいきましょう」と締めくくってくれた。

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<週刊つりニュース関東版APC・田中義博/TSURINEWS編>

 

一之瀬丸

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一之瀬丸(いちのせまる)  >

全10隻の釣り船でさまざまな釣り物に出船。定番のアジやシロギス、人気のタチウオやカワハギ、高級魚マゴチやマダイ、多彩な魚種を狙えます。初心者もベテランも誰もが楽しめる。

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