谷口彰悟 写真:Getty Images

 川崎フロンターレは今月17日、5月7日に等々力陸上競技場で行われる明治安田生命J1リーグ第12節サガン鳥栖戦でのイベントを発表。昨季まで川崎に所属していた日本代表DF谷口彰悟にお馴染みのDOGSO(ドグソ:決定的な得点機会の阻止)を織り交ぜた自虐ネタ要素に注目が集まっている。

 このホーム開催の鳥栖戦では、犬や猫に関係するブースが大集結するイベント「ワンダーニャンド」を開催。イベントの詳細がクラブ公式サイトで以下のように紹介されている。

 「フロンターレを代表する動物イベントといえば「フロンターレ牧場」がありますが、多くのサポーターの皆さんから「もっと動物のイベントを増やしてほしい!」という声をたくさんいただいており、今回「イヌとネコ」に特化した動物イベントを開催する運びとなりました」

 「ただ、そこは言ってもフロンターレ。普通にイヌネコと触れ合うだけのイベントではつまらない、ということでダジャレ大好きクラブとしての本領を今回も発揮したバラエティ豊富なイヌネコ企画をラインナップ!」

 「当日は人間界のネコ=猫ひろしさんの来場や猫背矯正マッサージコーナー、おワン陶芸教室のほか、Jリーグクラブで最もフロンターレサポーターが恐れる反則「DOGSO」を使ったアトラクション、招き猫絵付け教室、ヤマト運輸presents「あなたの荷物にゃんグラム」コーナーなど盛りだくさん!」

 「そのほかにも盲導犬体験コーナーやキックオフ前には選手が犬と共に入場する保護犬エスコートドッグなども実施。楽しさの中にもイヌネコへの知識、理解を深められるイベントとなっています」

 この「Jリーグクラブで最もフロンターレサポーターが恐れる反則「DOGSO」を使ったアトラクション」という文言には、川崎サポーターのみならずJリーグファンも反応。ツイッター上で「発想が天才的すぎる」、「フロンターレのこういうところ好き」、「川崎運営のギャグセンいいね!」とクラブスタッフを称える声が沸き起こっている。

 川崎でプレーした選手では、谷口が2019年11月に行われたYBCルヴァンカップ決勝の北海道コンサドーレ札幌など数試合でDOGSO成立により退場処分を受けている。それだけに今回の企画に対して「谷口彰悟いればもっと面白かった」、「参加者みんな谷口ユニで挑戦?」という声もある。