世界最高峰時計ブランドとの呼び名の高いパテック フィリップ。それゆえ時計ファンだけでなく、時計に関わるすべての人々からその動向に注目が集まるのがこのブランドなのです。それにくわえ「ノーチラス」を筆頭に、2、3年待ちはあたりまえの入手困難モデルが揃うのも特徴。昨年はアンティークカメラのボディがモチーフの特殊な文字盤を備えた「カラトラバ」や「年次カレンダー・トラベルタイム」で話題を呼びましたが、今年も「グランド・コンプリケーション」から「カラトラバ・トラベルタイム」「年次カレンダー・フライバック・クロノグラフ」といった話題作が目白押しです。

もっとも製作が困難とされる複雑機構を擁したモデルが揃う「グランド・コンプリケーション」

リッチなオジサンのアガリ時計「カラトラバ・トラベルタイム」をはじめとする新作に物欲が止まらなくなる
(画像=『J PRIME』より引用)

パテック フィリップのもつハイレベルな技術力が堪能できる同社最高峰コレクションです。今年はそこに「グランドマスター・チャイム」モデルが加わりました。本作は設定された時刻を知らせるチャイムによるアラームと、日付を任意にチャイムで知らせるデイトリピーターという2つの特許機構を含む、5つのチャイム機能を搭載。他にも永久カレンダーやGMT表示、ムーンフェイズなどを備えた、複雑機構満載のまさにグランド・コンプリケーションです。さらなる特徴はダブルフェイス仕様を取り入れていること。片面には時間のほか日付・曜日・月・年・閏年、もう片面にはデイ/ナイトの24時間表示やムーンフェイズなどを備え、特許取得の反転機構によって自由にフェイスが選べるリバーシブルケースを採用しています。ケース素材にはホワイトゴールドとローズゴールドを組み合わせ、ケースサイドに手仕上げのクルー・ド・パリ装飾。さらにシックなブラウン・オパーリン文字盤にも手作業でクルー・ド・パリ装飾を施すなど、機能・デザインとも至高のスタイルが味わえます。

リッチなオジサンのアガリ時計「カラトラバ・トラベルタイム」をはじめとする新作に物欲が止まらなくなる
(画像=『J PRIME』より引用)
リッチなオジサンのアガリ時計「カラトラバ・トラベルタイム」をはじめとする新作に物欲が止まらなくなる
(画像=『J PRIME』より引用)
リッチなオジサンのアガリ時計「カラトラバ・トラベルタイム」をはじめとする新作に物欲が止まらなくなる
(画像=『J PRIME』より引用)

「グランドマスター・チャイム 6300GR」
価格:要問合せ
4月発売

ケース径:47.7mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド×ローズゴールド
ストラップ:アリゲーター
ムーブメント:Cal.300 GS AL 36‑750 QIS FUS IRM(手巻き)
パワーリザーブ:72時間【ムーブメント(時回り輪列)の連続駆動可能時間】
防水性:非防水

昨年に続き「トラベルタイム」のニューモデルが登場!

リッチなオジサンのアガリ時計「カラトラバ・トラベルタイム」をはじめとする新作に物欲が止まらなくなる
(画像=『J PRIME』より引用)
リッチなオジサンのアガリ時計「カラトラバ・トラベルタイム」をはじめとする新作に物欲が止まらなくなる
(画像=『J PRIME』より引用)

“トラベルタイム”とは一般的にいうGMTのことで、文字盤の専用針や回転ベゼルなどにより第2時間帯を知らせる機能のことをパテック フィリップではこう称します。同社では1990年代からトラベルタイムの時計を製作してきましたが、本作では通常ケース左側にあるローカルタイム調整ボタンをリューズ操作による特許取得システムに置き換えました。これにより操作の利便性を高めるとともに、エレガントなケースフォルムをキープしています。ネイビーブルーの文字盤には手作業によるローズゴールド植字数字、アワーマーカー、スケルトン仕様のGMT針などをセット。全面ポリッシュ仕上げのローズゴールドケースは、カーブした2段ラグによってエレガントさが引き立ちます。ケース裏はサファイアクリスタル・バックとなり、搭載するCal.31‑260 PS FUS 24Hの美しいムーブ装飾やマイクロローターなどが楽しめます。

「カラトラバ・24時間表示、トラベルタイム 5224」
¥7,711,000(税込)
4月発売予定

ケース径:42mm
ケース素材:18Kローズゴールド
ストラップ:カーフ
ムーブメント:Cal.31‑260 PS FUS 24H(自動巻き)
パワーリザーブ:最小48時間
防水性:3気圧防水