コンフィテリア モリーノ(Confiteria del Molino)

ブエノスアイレスの老舗カフェ3店がリニューアルOPEN
(画像=『たびこふれ』より引用)

最後に、まだリニューアルオープンしてはいませんが、街の人が再開を心待ちにしているコンフィテリアがあります。それが「コンフィテリア モリーノ(Confiteria del Molino)」です。

アルゼンチンの国会議事堂コングレッソと議会広場前にあるカフェは、1916年にオープンしました。美しいアールヌーボー様式の店内には、洋菓子(Patisserie)自慢のお菓子が並んでいたのでしょうか。

1930年に独裁政権の際に火事にあって一度コンフェテリアが焼失します。その後、さまざまな経緯を経て店舗は1997年に閉鎖され、また国の歴史的建造物として宣言されました。現在は、修復工事を終えて、ブエノスアイレス市の持ち物になっており、イベントの際にはその扉が開くようです。


建造物として外観を眺めても、とても美しいモリーノはコングレッソ付近を通るたびに見上げてしまいます。

まだ一般的にカフェテリアとしてはオープンしていないのですが、「いつ再開するのかしら。」とよく話題に上がります。再開日は公開されていませんが、街の人々の期待は膨らんでいます。

<コンフィテリア モリーノ(confitería del Molino)>

  • 住所:Av. Rivadavia 1815, C1033AAI, C1033AAI CABA, アルゼンチン
  • 営業:イベント時のみ

ブエノスアイレスの老舗カフェのリニューアルの話題、いかがだったでしょうか。歴史のあるカフェはブエノスアイレスを語る上では外せない場所です。

ブエノスアイレスに訪れたり、滞在したりする機会がある方は、ぜひ訪れてみてください。

文・写真・AKANE/提供元・たびこふれ

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