年末にかけて、そろそろ大掃除を始める方は少なくありません。そして掃除をする際、色々な場所のさまざまな汚れを落としていきますよね。それでは、サビを落としたい場合はどのようなものを使っていますか?
サビは落ちにくく大変というイメージがありますよね。しかし、わざわざ専用のグッズや洗剤を使用しなくても、自宅にあるものでも簡単に落とすことができます。
今回は、簡単にできるサビ取りの方法やおすすめのサビ取りグッズについて紹介していきたいと思います。
目次
そもそもサビって何?
重曹で簡単にサビ取りできるって本当なの?
そもそもサビって何?
そもそも、サビは一体どうしてできるのでしょうか?サビといっても種類があるので、簡単に説明していきたいと思います。
サビる原因とは
サビは、水や酸素などと化学反応を起こして、他の物質に変化してしまうことが原因です。見た目が悪くなり、その金属自体がボロボロになってしまうので見つけたらこまめに落としていくことがおすすめです。
サビの種類
前述にもあるように、種類があります。ここでは、それぞれについて説明していきたいと思います。
赤サビ
金属が水や酸素に触れ、酸化することが原因で例えば、雨にさらされた自転車、ネックレスなどにできたものがこれに分類されます。これを放置しておくと、酸化が進行し金属内部まで腐食する可能性があります。青サビ
銅が酸化してできる青サビは、銅や真鍮の表面に派生する青緑色のものを指します。十円玉の表面に見かけることが多いかと思います。黒サビ
自然に発生することはなく、高温で熱したりメッキをしたりすることでできます。膜を作ることで、サビによる腐食から金属を守ってくれるのです。腐食を防ぐために加工させることもあり、南部鉄器などの製品は黒サビで表面をコーティングしている場合があります。
重曹で簡単にサビ取りできるって本当なの?
サビは一度できてしまうと、取り除くことができない、またサビオを落とそうとするのは難しいというイメージはありませんか?実は、重曹を使うと簡単に落とすことができます。
重曹でサビ取りできる理由
自宅にある金属の多くは、ステンレス製です。ステンレス製の製品は錆びにくい素材です。しかし、錆びることもあります。これは、ステンレスのサビは他の金属からのもらいサビで、サビを防ぐ酸化皮膜の上につくものなので、物理的に擦り落とすことができるのです。
重曹には細かい粒子が含まれており、研磨効果があります。重曹をつけて擦ることで、ステンレスの表面にできたサビを擦り落とすことができるのです。
重曹ペーストでサビ取りする方法
まずは、必要なものを準備していきましょう。
- 重曹・・・適量
- 水・・・適量
- スポンジ・・・1個
- 雑巾や乾いた布・・・1枚
<手順>
1.重曹:水=1:4の割合で重曹のペーストを作る。
重曹のペーストは少し硬めにすることを意識し、ゆるくならないようにすることがポイントです。
2.落としたい部分を覆うようにして、重曹ペーストを塗る
3.重曹のペーストを塗った部分をスポンジで擦る
クルクルと円を描くようにやさしく擦っていきましょう。
4.洗い流し、雑巾や乾いた布で拭き上げる
しっかりと洗い流すか、きれいに拭き取りができたら完了です。