イカ玉発見で時合い到来
やがて船長がイカ玉を発見。左舷前方の海面下に、白く大きなヤリイカの大群が寄ってきた。このタイミングで船中では、イカの乗りが良くなり騒がしくなった。私も再びサオを出してボトム周辺で誘いを入れると、すぐにアタリがありサオが曲がった。
巻き上げるとサオが大きく弧を描き、重量感が伝わってくる。ゆっくり巻き上げると、イカの強い引きが楽しい。手繰り寄せると船ベリで大噴射。エサ巻きスッテをがっつり抱いた極太級のオスヤリイカだった。
オスのヤリイカを次々とキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫
午後9時前後からプチ時合いに入り、全員が無言で無我夢中で誘い続ける。この時間帯からウネリが収まり、船酔いしていた林さんもここからサオを出す。そしてヤリイカを仕留めて、ニンマリ笑顔になった。
サオ頭は62匹ゲット
やがて沖上がり時間が告げられ終了となった。そんなこんなで終わってみれば、私の釣果はヤリイカ22匹。良型ぞろいで満足した。ちなみに千田さんがサオ頭。胴つきでヤリイカ62匹だった。
翌日わが家の夕飯はヤリイカの刺し身を食べると、上品な甘さとコリコリとした食感は最高だった。おいしいヤリイカ釣りはイカがだろうか。
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<週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫/TSURINEWS編>
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越前沖
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この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年4月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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