リフレイムジャケットの難燃素材って実際どうなのよ?

フラッグシップ・FJR-A215 リフレイムジャケット
“難燃”……燃え難いと言われれば、どれだけ燃えにくいのか確かめたくなる。みんなを代表してその疑問を確かめてみよう!

さて、このリフレイムジャケット。その動きやすさでアウトドア遊びから林道ツーリングまで使いやすいことは理解してもらえたと思うが、……やっぱり気になるのは難燃素材というマテリアルのポテンシャルである。消防服のような“防燃素材”ではないので全く燃えないわけではなくあくまで“難燃”。つまり“燃え難い”ということらしいのだが、一体どの程度の燃え難さなのだろうか?

リフレイムジャケットの開発担当によれば、「防燃ではないので火で炙ったり、焼けた炭を押し付ければ生地に穴は空きます。でも難燃なのでちょっと穴が空くだけでそれ以上は燃え広がり難いんです」とのこと。

石油を原料とする化繊素材は、燃え出すとあっという間に燃えてしまう素材が多く。しかもドロドロと溶けながら燃えるため火が消えにくく非常にやっかい。たとえ小さな火の粉だろうと、表面に触れた瞬間シュワっと大きな穴ができる。まぁ、焚き火の火の粉ぐらいでメラメラと燃え広がるような状況にはあまりならないだろうが、表地の薄いダウンのインナーウエアなどは火の粉一発で割と大きな穴が空いてしまうことはよくあることだ。

リフレイムジャケットのように表地が難燃素材であれば、降りかかる火の粉もパパッとはらえばそれだけ穴が空く確率も減るというわけだ。バイクキャンプに焚き火はつきもの。肌寒い夜は少しでも焚き火に近づきたくなるものだが、このフラッグシップのリフレイムジャケットなら気兼ねなく火遊びができるってわけなのだ。

……とはいえ、いったいどの程度燃えにくいのさ? そんなみんなの気になる疑問を解決すべく、ドラゴン花火による難燃テストを敢行! 焚き火のような爆ぜた炭の温度が600度ぐらいなのに対し、火薬の火花の燃焼温度は1000度以上と相当高いため単純な比較にはならないだろうが、火薬の火花に耐えられるならそれだけリフレイムジャケットの難燃性が高いということである。さてさてどうなるやら? その顛末は動画で見てもらった方が手っ取り早いだろう!

高温のドラゴン花火を浴びて難燃性を検証! ジャケットに加え同じく難燃素材のリフレイムパンツ、リフレイムグローブを着用してチェック! 難燃素材は本当に燃えないのだろうか?