鹿児島県で170年以上の歴史を持つ西酒造が展開する、蔵と飲み手を直接繋ぐECサイト「蔵直CLUB」。

同酒蔵が丹精込めて仕上げたNo.004焼酎「別誂仕込」を、4月12日(水)より1,000本限定で予約販売を開始した。

シェリー樽で10年熟成したNo.004焼酎「別誂仕込」

西酒造が送り出す「蔵直CLUB」の限定商品であるNo.004焼酎「別誂仕込」は、たった1樽から生み出される、10年間熟成した希少な芋焼酎だ。

原料となる米と芋は、蔵のある地元である鹿児島県日置市吹上町で、蔵人が自ら土を耕し、育てたもの。また、自社で培養した香り酵母を使用し、低温でゆっくり発酵させた。

このように手塩にかけて育んだ、米・芋・酵母を使用することで、華やかな香りの中に、すっきりとした味わいの原酒を目指したという。さらに、出来上がった原酒はシェリー樽で熟成させ、頃合いをはかりながら利き酒をして、世に出すタイミングを見極めた。

こうした工程を繰り返しながら、バランスの取れた味わいに仕上がった焼酎・No.004焼酎「別誂仕込」が、ついにお披露目となった。

同焼酎は、限定販売本数が1,000本限定。価格は内容量500mlで、5,500円(税込)。香りが豊かで、甘みもあるので、ソーダ割り・ロックで楽しみたい。蔵直オリジナル母の日カードが付き、4月26日(水)から順次発送となる。

蔵人しか味わったことのない酒と食を届ける「蔵直CLUB」

酒蔵と飲み手をダイレクトに繋ぐECサイトが「蔵直CLUB」だ。同サイトは、酒造りの原料になる農作物の旬の時期、醸造過程のデリケートさからごく少量しか造ることができない、高品質な酒を提供したいという想いからオープンした。

そして、酒類だけではなく、酒とともに味わいたい「食」の数々も展開している。昨年3月から提供するのは、西酒造オリジナルブランド黒豚「黒宝豚」のサムギョプサルセット、しゃぶしゃぶセット。

さらに、日本酒「天賦」の酒粕を使った鯖の粕漬け、無添加の甘酒、天然水などを販売する。

西酒造は、3世紀にわたり薩摩の大地の豊かさに支えられて酒造りを続けている老舗蔵元。目には見えない小さな命たちが持つ発酵の力を借りて、自然の恵みを美味しい酒として醸していくことを理念に掲げている。

長い年月、変わることなく真摯な態度で酒造りを行う酒蔵だけに、どのような酒と食の逸品が出てくるのか、楽しみでならない。

No.004焼酎「別誂仕込」
蔵直CLUB公式サイト

(高野晃彰)