主要ホームセンター11社の3月の売上高動向で、既存店ベースで売上増となったのは、コメリの1.3%増、コーナン商事の0.7%増、ハンズマンの4.3%増、ジュンテンドーの2.0%増、イオン九州(HC業態)の1.0%増の5社だった。各社客足が伸び悩む中で、ハンズマンは客数が5.2%増と伸びているのが注目される。
コーナン商事によると、3月は平年より気温が高かったこともあり、園芸用品のうち除草剤、散水用品などの動き出しが早く好調だった。また、法改正に伴い、自転車用の安全用品も好調に推移した。
コメリは、マルチ等の農業資材や肥料、農薬、園芸用土、散水用品等、園芸・農業用品や、洗車用品、自転車等の販売が好調に推移したとしている。同社の灯油を除いた既存店ベースの売上高は3.7%増。

(画像=『DCSオンライン』より 引用)
アークランズは2023年3月から月次の売上動向は、ホームセンタームサシ、ビバホーム他、専門店などでも含めた数値
提供元・DCSオンライン
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