![](https://football-tribe.com/japan/wp-content/uploads/sites/23/2023/02/GettyImages-1467290288.jpg)
浦和レッズから名古屋グランパスへ期限付き移籍中のデンマーク人FWキャスパー・ユンカーが、自身に対する日本での注目度の高さに言及。日本人に対する好印象を明かしたほか、日本語の習得についても語っている。
同選手は今月、デンマーク放送協会のインタビューに対応。日本国内での人気度を聞かれると、「僕に対する注目度は高い。僕のやること全てを日本メディアがニュースにするんだけど、日本人はとても敬意を払ってくれる素晴らしい人々なので、不快に思うことはないね」と、日本人の性格に触れている。
またサポーターとの交流に話題が及ぶと、「サポーターには時々『一緒に写真を撮りたい?』と聞く必要がある。彼らは僕を見ただけで興奮して騒ぐからね。僕に会ったことが現実の出来事とは思っていないんだ」とコメント。
言語面については「日本語を流暢に話せないけど、日本語でコミュニケーションをとるようにしているんだ。日本では英語を話せる人がほとんどいないし、(日本語の習得が)なおさら必要だからね」と、日本文化への適用に積極的であることを明かした。
ただ一方で日本にいることのデメリットを聞かれると、「デンマークからかなり離れているから、(自分のまわりに)知人がいないことは確実だね。デンマークの家にあるものすべてが恋しくなるし、家族と連絡を取り合うのも一苦労するよ」と語っている。
ユンカーは2021年4月にノルウェー1部FKボデ/グリムトから浦和へ完全移籍。来日1年目からグロインペイン症候群に悩まされると、昨季も複数回にわたり戦線離脱。リーグ戦14試合の先発出場で7ゴールという結果に終わると、マチェイ・スコルジャ監督の構想から外れて今年1月に名古屋へレンタル移籍。今季はここまでリーグ戦7試合の出場で3ゴール2アシストと、名古屋の上位争いに貢献している。