楽天ポイントは、「楽天ポイント(期間限定ポイント)」と「楽天ポイント(通常ポイント)」に分かれます。期間限定ポイントは、期限を過ぎると利用できないため、現金より価値は劣ります。対して、通常ポイントは退会しない限りずっと利用できるので、ほぼ現金相当といえます。今回は、楽天ポイントの「通常ポイント」に絞り、ため方(獲得の仕方)のコツを紹介します。
※本記事の内容は2023年4月10日時点の情報に基づきます。最新情報は公式サイトやアプリでご確認ください。
楽天ポイントは楽天ペイ(アプリ決済・ネット決済)で使おう!
楽天ポイントは1ポイント1円相当として利用でき、「楽天ペイ」アプリで「ポイント/キャッシュを30000まで使う」にチェックを入れ、利用設定を「すべて使う」または「一部使う」、優先設定を「ポイント優先」に設定しておくと保有する楽天ポイントは自動的に支払いに充当されるため、何らかの理由で退会したい場合もポイントを使い切ってから退会可能です。オンラインの楽天ペイ決済でも、ポイントは支払いに充当できます。
とにかく楽天カードに入会!
楽天ポイントの通常ポイントをためるコツは、クレジットカードの「楽天カード」に入会のうえ、楽天ポイントカード、楽天ペイ、楽天ペイのSuica(「おサイフケータイ」対応Androidスマートフォンのみ)、楽天Edyをそれぞれ活用すること。
「楽天ペイアプリ内の楽天ポイントカード限定!毎日だれでも楽天ポイント2倍」キャンペーン」(5月1日9時59分まで)、「楽天ポイントメガ盛り!最大2,000%還元キャンペーン」(4月30日23時59分まで)のように、楽天ペイアプリ内の楽天ポイントカード機能や、楽天ポイントカードと楽天ペイ・楽天Edyの利用を前提としたキャンペーンも多く、楽天ポイントをより多くためるには、楽天ペイアプリの利用が欠かせません。
楽天ペイアプリを使って公共料金や税金などが支払える「楽天ペイ(請求書払い)」も4月17日からスタート。店頭支払い同様、期間限定ポイントも支払いに利用可能です。
(参考)「楽天ペイ(請求書払い)」は4月17日から、「eL-QR」に対応
https://www.bcnretail.com/market/detail/20230404_323052.html
【楽天カード会員限定】「楽天キャッシュ」決済での投信積立でためる!
楽天カード会員は、楽天証券の口座を開設すると、楽天ポイントをためる・使う機会がさらに増えます。2023年3月3日に、楽天証券と楽天ペイメントは、楽天グループのオンライン電子マネー「楽天キャッシュ」決済での投信積立設定者が100万人を突破したと発表しました。22年年6月19日のサービス開始から、わずか約9カ月で100万人以上が利用した計算です。
楽天キャッシュは、楽天ペイアプリの利用設定を「すべて使う」または「一部使う」、優先設定を「キャッシュ優先」に設定すると楽天ペイの払いに充当できるオンライン電子マネー。22年6月からは国内主要証券で初めて、楽天証券の投資信託積立時の新たな決済方法としても利用可能になりました。
楽天カードから楽天キャッシュへのチャージの手間を省くオートチャージ機能「残高キープチャージ」も同時にリリースし、簡単な設定だけで、楽天カードから積立金額の不足分だけ自動チャージできるため、従来の「楽天カード」決済と同様、任せっぱなしで資産運用が可能です。
(参考)「投信積立 楽天キャッシュ決済」スタート オンライン電子マネーで「買い物」と「投資」がシームレスに
https://www.bcnretail.com/market/detail/20220615_283738.html
「ポイント運用 by 楽天PointClub」や「ポイント利息」で増やす!
証券口座の開設は敷居が高いと感じる人には、楽天ポイントを使った投資疑似サービス「ポイント運用 by 楽天PointClub」への預け入れをおすすすめします。「ポイント運用」は、保有する楽天ポイントを預けてそのまま運用し、市場動向に応じてポイント数が変動するサービス。預けた時点と比較して万が一マイナスになっても、もともと楽天カードの支払いなどに応じて付与された楽天ポイントなので、手持ちの現金が減るリスクはありません。こうした仕組みから、ポイントのまま運用するの投資疑似体験サービスは投資初心者におすすめです。
さらに、独自のサービスとして、保有する楽天ポイントを利息ポイントに交換し、所定の利率に応じて楽天ポイントを増やせるサービス「ポイント利息」も用意しており、この「ポイント利息」ならポイント数がマイナスになることなく、銀行預金のように+1ポイント、+2ポイントと、預けたポイント数に応じて毎月ポイントが増えていきます。お得度より安心感を望む方に特におすすめです。
なお、預けたポイントに期限はありませんが、楽天ユーザID・パスワードとも忘れ、それらの復旧手段も失った場合は実質的に無効になります。また、ポイントは相続対象外なので、1ポイント1円相当として換算し、家族に相続させなくても困らない程度の範囲内で活用しましょう。
ともかく楽天カードに入会しよう!
最後に楽天カードを紹介します。楽天カードは、タッチ決済対応・還元率1%(指定の公共料金、電子マネーへのチャージ等を除く)・ETCカード年会費無料(条件あり)のクレジットカードで、独自の特徴として、異なる国際ブランドの「2枚目」のカードを発行できます。1枚目は自宅保管用・2枚目は持ち歩き用、1枚目は日常決済用・2枚目は趣味の決済専用など、2枚のカードをライフスタイルにあわせて使い分けが可能で、代金引き落とし口座もそれぞれ指定できるため活用の仕方次第でかなりお得です。
楽天ポイントをたくさん獲得するコツは、楽天カードをはじめとする、さまざまな楽天や提携企業(楽天ポイントカード加盟店・楽天ペイ加盟店など)が実施するキャンペーンに参加すること。楽天カードを保有しておらず、新たに入会したくない人は楽天ポイント以外の共通ポイントを優先してためることをおすすめします。
提供元・BCN+R
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