ガブリエル・シャビエル 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ北海道コンサドーレ札幌を昨季限りで退団したブラジル人MFガブリエル・シャビエルは先月、アビスパ福岡移籍が噂されていた。しかし今月13日になって、ブラジル2部シャペコエンセと正式契約を結んでいる。

 同選手は2017シーズンから5年間にわたり名古屋グランパスに在籍した後、2022シーズンに札幌でプレー。昨年9月以降に本来のパフォーマンスを取り戻してシーズンを終えたものの、今年1月に退団。本人はブラジルメディアのインタビューにて、札幌退団の理由が妻の妊娠であることを明かしていた。

 そんな中、シャビエルの父親が先月11日時点でアビスパ福岡のインスタグラムアカウントをフォロー。他のJリーグクラブでは在籍歴のある名古屋と札幌しかフォローしていないこともあり、SNS上で福岡移籍を予想する声が沸き起こっていた。

 しかしブラジルのラジオ局『Radio Massa』は先月30日に「シャペコエンセとシャビエルが契約締結で合意に達した」と報じると、シャペコエンセも今月13日に同選手の獲得を発表。今年11月までの短期契約でサインを交わしている。

 なおシャペコエンセは2021シーズンにブラジル1部リーグで最下位に終わり、2部へ降格。昨季は2部残留争いに巻き込まれたが、3部降格圏の17位セントロ・スポルチーヴォ・アラゴアーノから3ポイント差の14位で終えている。