日本の家具ブランド「ARIAKE(有明)」は、4月17日(月)~23日(日)の期間にイタリア・ミラノで開催される「ミラノデザインウィーク」に出展する。
本記事では、同展に出展するアイテムや、スウェーデンの高級ベッドメーカーとのコラボアイテムについて詳しく紹介したい。
ミラネーゼの邸宅を舞台にした展覧会を開催する「有明」
同ブランドは「ミラノデザインウィーク」にて、ブランドのクリエイティブ・ディレクターでもある、ガブリエル・タン氏ディレクションの下、ポルタ・ヴェネツィアにあるミラネーゼの邸宅を舞台にした展覧会を開催する。
スウェーデンの高級ベッドメーカーとのコラボも
この空間には、同ブランドの家具、「Origin Made(オリジンメイド)」のハンドメイドオブジェ、「Secto Design(セクトデザイン)」の曲げ木を用いた照明、「Sera Helsinki」のエチオピア製ラグ、「Mui Lab」のカームテクノロジー、そして、スウェーデンの高級ベッドメーカー「Duxiana(デュクシアーナ)」と同ブランドによる新しいヘッドボードが展示される。
同ブランドは期間中、サローネの熱狂的なスペースから離れた落ち着きのある閑静な隠れ家として、折衷的で調和のとれた空間を作り出し、来場者をもてなすそうだ。
「Duxiana」と新しいヘッドボード
ここで、スウェーデンの高級ベッドメーカー「Duxiana」とのコラボにより誕生した、ヘッドボードについて説明したい。
佐賀県産のヒノキ材を使用し、休息や休暇を意味する「Yasumi」と名付けられたこのコラボは、人々に上質な寝室空間を提供することを目指している。
ヒノキ材は日本で崇拝されている針葉樹のひとつで澄んだ木目と落ち着きのある香りが特徴的。
その香りは、神経系を落ち着かせるリラックス効果や、アレルギーを引き起こすダニを抑止する効果など、人間にとってさまざまな良い効果をもたらしてくれる。
また、ヒノキ材には空気清浄効果もあり、湿気や腐敗に強いという特徴もある。このようなヒノキ材の特性と、「Duxiana」が提供する上質な睡眠体験を融合させることで、瞑想的でエレガントなヘッドボードに仕上げることをデザインのコンセプトとしている。
ヘッドボードにはスウェーデンの美しい石材であるコルモルデン大理石のサイドテーブルや、ベッドの高さに合わせてスタッキングできる収納ユニットなどにより、好みのナイトスペースを構成することができる。
ミラノデザインウィーク2023に出展する「ARIAKE」の家具に注目してみては。
ミラノデザインウィーク2023
開催日時:4月17日(月)~23日(日)10時~19時
所在地:Via Alessandro Tadino 2, second floor, 2320124 Milan
オープニングパーティー:4月17日(月)18時半~21時
プレスプレビュー:4月17日(月)14時~17時半
トークショー:4月17日(月)17時半~18時半 4月19日(水)14時半~15時半
(角谷良平)