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流通革命によるベニスの敗退
まとめ

流通革命によるベニスの敗退

【イタリア】ベニスは胡椒(コショウ)が造った???
(画像=『たびこふれ』より引用)

しかし、今も昔も変わらないのは、利益が上がる商売には必ず他の競争相手が現れるということです。

1497~98年にポルトガルの航海者ヴァスコ・ダ・ガマが喜望峰を廻るインド航路を発見したため、胡椒はアラビアやベニスの商人を通さないでポルトガルがインドから香辛料を直輸入し始めました。金と同じ価値があれば、モルッカ諸島でタダみたいな仕入れを行い半額で売っても莫大な利益があがります。

いわゆる流通革命が、ベニスをこの分野の交易からの敗退を余儀なくしたのです。

まとめ

【イタリア】ベニスは胡椒(コショウ)が造った???
(画像=『たびこふれ』より引用)

ベニスは今も美しい姿を残していますが、立派に今もベニスの商人が健在なのでしょう。しかし、この美しい街もあと100年もすると水没すると言われています。まだ、ベニスをご覧になっていない方は、お早めに見ておくことをおすすめします。

それとベニスのツアーは、大半がベニス本島ではなくて、ベニスの大陸側に宿を取っているツアーが多いです。本島に宿泊しないとベニスに来た意味は半減しますので、出発前にホテルの場所はチェックしてください。

Buon viaggio!!

文・写真・ドルチェビータ/提供元・たびこふれ

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