「山茶花」と「椿」の名前の由来

ここからは、山茶花と椿という花の名前がどのような経緯で名付けられたのかをご紹介します。
「山茶花」の名前の由来
山茶花という名前は、中国語でツバキ科の花を指す「山茶(さんさ)」が由来となっています。
本来は「山茶花」と書いて「さんさか」と読まれていたのですが、それが訛って「さざんか」になったとされています。
「椿」の名前の由来
椿の名前の由来としては諸説あります。
以下、主に椿の名前の由来となったと囁かれている説です。
・葉が丈夫なことを指す「強葉木(つばき・つよはき)」から
・葉が厚いことを指す「厚葉木(あつばぎ)」から
・艶のある葉を指す「艶葉木(つやばき・つやはき)」から
上記の理由から転じて「つばき」とされたと考えられています。
他にも、光沢のある様子を表す古語「つば」に由来して「つばの木」となり、そこから「つばき」となったという説もあります。
さらには、椿が咲くと待ちに待った春が来るという意味で「春を待つ木」というところから「春+木」の「椿」という漢字を使い始めたという話もあります。
ただし、中国で「椿」という漢字は「チン(チュン)」と読み、違うセンダン科の植物を指すしたりするので注意が必要です。
椿と山茶花の他にも、そっくりな関係とされる花は多くあります。
FUNDOでは、「あやめ・しょうぶ・かきつばた」の違いや「牡丹・芍薬」の違いもまとめていますので、併せてご覧ください。
「あやめ」と「しょうぶ」に「かきつばた」、そっくりな花たちの見分け方をご紹介!
牡丹(ぼたん)と芍薬(しゃくやく)の違いは?咲く時期もそっくりな花の見分け方をご紹介!
まとめ
山茶花と椿はとても似ている花で、色も形もそっくりです。
しかし、よく見てみると花や葉に違いが見て取れます。
また、開花時期や花言葉もそれぞれ異なっています。
さらには、語源ともなると全然違うものとなっています。
同じツバキ科ツバキ属とはいえ、両者には様々な点で違いが実は隠されているのです。
提供元・FUNDO
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