目次
3. タオルミーナの絶景撮影テクニック
4. チェファルーの絶景撮影テクニック
3. タオルミーナの絶景撮影テクニック
シチリア島で最も有名なリゾート地であるタオルミーナ。岩場のビーチですが、アマルフィなどと比べてゆったりとした雰囲気があります。
3_1. 駅から市街地までの通りで見た景色

タオルミーナの場合、海のそばにある鉄道駅から丘の上にある市街地まで歩いて上ると、40~50分かかります。この坂がかなりきつくて、汗でびしょびしょになりました。友達との旅行だったので、彼らに歩こうと提案したのを謝るくらいには大変でした(笑)。

ただ、近くだった海から徐々に離れ、だんだんと景色が開けていくのがたまらなく美しかったです。夏の夕暮れ時、市街地の近くまで上り切ったところから見た景色は、自分の疲れもあってか、今でも達成感とともに脳裏に深く刻み込まれています。
【撮影した場所】
住所:Corso Umberto, 98039 Taormina ME, イタリア
3_2. 広場から見えた海岸線
タオルミーナ市街地の中心、4月9日広場(Palazzo IX Aprile)は、昼も夜も賑やか。特に夜は、レストランの音楽団が奏でる音楽、それにつられてダンスをするお客さん、大道芸人、観光客など、楽しげな雰囲気をめいっぱい感じられます。

そしてこの広場の前には海が開けていて、夜には、素晴らしい海岸線が見えます。周囲もやや明るいため、うまく撮影するのに少し苦労しました。

タオルミーナは、イタリアの中でも比較的富裕層向けのリゾート地で、治安も良い印象を受けました。日帰りではなく、1泊2泊と滞在するのにぴったりな町と言えるでしょう。
3_3. タオルミーナへのアクセス
タオルミーナへは、メッシーナとカターニアのどちらからもアクセスできます。レジョナーレ線に乗って、メッシーナからは50分、カターニアからは1時間程度です。タオルミーナ・ジャルディーニ駅で下車し、市街地まではバスで20分、タクシーで15分、徒歩で50分程度。
4. チェファルーの絶景撮影テクニック

パレルモの近くにあるチェファルー(Cefalù)は、地元民から観光客までが毎夏やってくる場所。「イタリアの最も美しい村」にも指定されるこの町は、約2キロメートルにも渡るロングビーチが有名です。
夏になるとたくさんのビーチパラソルが砂浜とルンゴマーレ通り(Lungomare Giuseppe Giardina)を彩ります。

この記事にて取り上げた他の町と比べると、非常に開放感のあるビーチの写真を撮影できるのではないでしょうか!この辺りの撮影には昼間がオススメです。
【撮影した場所】
住所:Via Lungomare, snc, 90015 Cefalù PA, イタリアのあたり
4_1. ニュー・シネマ・パラダイスにも登場した町の、静かな入り江

もう1つ紹介しておきたいのが、夜のチェファルーの旧市街にある、つきあたりの入り江です。チェファルーは、イタリア映画を代表する傑作『ニュー・シネマ・パラダイス』のロケ地ともなった場所。
この辺りは、昼間は狭い場所に人が密集していてあまり好きではないのですが、夜になると雰囲気がガラッと変わります。

夜の海岸線に光る1つ1つの小さな光が、なんとも言えない切なさと郷愁を感じさせます。海岸線だけを写したこの写真が本当に好きです。入り江の防波堤の先端まで行くと、こんな感じで撮影できます。防波堤の道は細いので、足を滑らせないように気を付けてください。
【撮影した場所】
住所:Piazza Marina, 3, 90015 Cefalù PA, イタリア
4_2. チェファルーへのアクセス
チェファルーへは、パレルモからレジョナーレ線で1時間程度です。ちなみにパレルモまでは、イタリア全土から飛行機で、またナポリから夜行列車でアクセス可能です。