昨年、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)が主催する最高峰の戦い『男子日本ボディビル選手権』で2位にまで上り詰めた嶋田慶太選手。「イケメンボディビルダー」と言われ、話題を呼んでいる嶋田選手のデビューからの軌跡を写真とともに振り返っていく。
■2001年
17歳の頃、姉の彼氏に腕相撲を負けて悔しかったのでトレーニングを始める。
■2014年
大会デビュー年でいきなり西日本選手権大会4位、福岡県選手権大会男子優勝、福岡県選手権大会ルーキーズ優勝、福岡県クラス別選手権大会70kg超級&オーバーオール優勝、九州選手権大会優勝と数々の大会で優秀な成績を残していく。
■2015年
西日本選手権大会優勝。試合後のインタビューでは「トレーニング歴は11年になりますが、ボディビルに出ようという気持ちになったのは、2年前にジャパンオープンが福岡で開催されたときに鈴木雅選手のゲストポーズを観たのがきっかけです。生で見て、その立体感とオーラに衝撃を受けたんです」と世界チャンピオンの鈴木選手に憧れて競技を始めたことを語ってくれた。
■2018年
3年ぶりの復帰戦となったジャパンオープンでは予選落ちを経験。初めて出場した日本選手権で、鈴木選手だけでなく、合戸孝二選手、木澤大祐選手、松尾幸作選手に衝撃を受け、日本選手権が終わった直後に会社に退職願を出して、ジムに通いやすい福岡市内に引っ越す。
■2019年
ジャパンオープン選手権優勝、日本クラス別選手権75kg級優勝、そして日本選手権11位とファイナリスト入りを果たす。
■2021年
日本選手権6位入賞を果たす。順位を一つあげることが難しい日本選手権で順位を5つもあげる。
■2022年
日本選手権では前年2位の木澤大祐選手を抑え、前年6位から大躍進の2位に輝く。
今年は世界選手権への出場も視野に入れている嶋田慶太選手。国内だけに留まらず世界で活躍するか、注目が集まる。
取材:FITNESS LOVE 撮影:中島康介