トライアルホールディングス（HD）は、2023年４月３日開催の同社取締役会において、募集株式発行および株式売出しの中止並びに上場手続きの延期を決議したことを発表した。

　トライアルHDは、2023年３月８日、26日および29日開催の同社取締役会において同社普通株式の東京証券取引所グロース市場への上場に伴う募集株式発行及び株式売出しに関し決議していたものである。

　４月３日東京証券取引所への上場手続き等の延期を決議するに至った背景として、昨今の金融機関の破綻等を契機とした混乱が続く中、株式市場に関する動向等を総合的に勘案した結果とされている。

　なお、今後の上場手続きの再開時期については、今後の株式市場の動向等を見極めたうえで、総合的に判断するとみられている。

提供元・DCSオンライン

【関連記事】
・「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる？10年後の小売業界未来予測
・ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
・1000店、2000億円達成！空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
・全85アカウントでスタッフが顧客と「1対１」でつながる　三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
・キーワードは“背徳感”　ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」