寿がきや食品(愛知県豊明市、菅木伸一社長)は、3月31日付でスワローホールディングスが保有するつばめ食品(三重県桑名市)の発行済み株式の全株を取得、100%子会社化したと発表した。寿がきや食品では、即席麺事業の生産体制の全体最適化、ローコストオペレーションの推進を図っており、今回のつばめ食品のグループ化はその一環。これにより即席麺事業の生産体制および供給能力の強化につなげていく。

つばめ食品は19年3月8日設立。即席袋麺(フライ麺)の専業OEMメーカーで、年間製造数量は6千万食。工場は食品安全マネジメントシステムFSSC22000の認証を取得済み。寿がきや食品も5食パック袋麺の製造を委託している。

同日付で菅木社長がつばめ食品の社長に就任。寿がきや食品からは一部社員を出向する。つばめ食品の旧経営陣は退任。社員は継続雇用する。

提供元・食品新聞

【関連記事】
活性化するベーコン市場 パスタ人気が一役 料理利用で
「クノール」軸に下半期で勝負 提案力高めながら商品価値を提供 味の素執行役員 神谷歩氏
コーヒー飲料 PETボトルVSボトル缶 各ブランドで容器戦略の違い鮮明に
ビール類 夏行事激減で打撃も新ジャンル好調維持
納豆 底堅い“生活密着品” 健康&巣ごもりで再び浮上