相見積もりの正しい取り方の流れ:リフォームの場合
リフォームの場合、相見積もりの正しい取り方の流れは以下の通りです。
【1】まず、リフォームの目的と予算を明確にする。
【2】複数の業者から見積もりを取得するため、3~5社程度をリストアップする。
【3】各業者に連絡して、リフォーム内容や希望を伝え、見積もり依頼をする。
【4】業者から提出された見積書を比較検討し、コストや工事期間、サービス内容などを精査する。
【5】見積もりの中から最適な業者を選び、細かな要望や条件を調整して契約する。
相見積もりを断るときの例文 | リフォームの場合
リフォームの場合の業者を断る際の例文をご紹介します。対面打ち合わせをしたあとで断りにくさを感じる場合は、以下のような断り方がおすすめ。
・家庭の事情が変わり、いったんリフォームを見送ることになった
・親戚の会社と付き合いのあるリフォーム業者と契約しなければならなくなった
料金を理由にすると、そこから再度交渉が始まる可能性があります。すでに断ることを決断している場合は、料金以外の理由を説明するようにしましょう。
リフォームの相見積もりが可能なサービスの例 | SUUMOリフォーム
リフォームの相見積もりが可能なサービスのひとつが、SUUMOリフォームです。
「SUUMOリフォーム」で一括見積もりを依頼すると、アドバイザーが仲介してくれるため、契約する会社以外への断りが必要ありません。業者の比較もサポートしてくれるため、相見積もりを効率よく進められます。
相見積もりの注意点|失敗しないためのポイントとマナー
相見積もりの注意点は以下の通りです。失敗しないためにもポイントを押さえておきましょう。
・早めに依頼すること
・予算や要望、納期などを明確かつ具体的に「同じように」伝える
・「相見積もり」ということを事前に伝えておく
・すべての見積もりが出そろうまで待つ
早めに依頼すること
特に繁忙期は予約が埋まってくるため、早めに依頼することが大切です。たとえば引っ越しの場合、年度末は繁忙期。3~4月上旬は1カ月前、それ以外の時期は2週間前までに相見積もりを済ませましょう。
予算や要望、納期などを明確かつ具体的に「同じように」伝える
相見積もりでは、各業者に同じ条件で見積もりを取ることが重要です。予算や要望、納期などを明確かつ具体的に伝えることで、料金やサービス内容を正確に比較できます。
逆に言えば「Aという業者には◎万円以内での見積もりを依頼」「Bという業者には◎万円以内での見積もりを依頼」など、相見積もりの内容にブレがある場合、比較してもあまり意味がありません。
「相見積もり」ということを事前に伝えておく
相見積もりでは、「相見積もり」ということを事前に伝えておくことがマナーです。他社と比較していることを隠すと、信頼関係が損なわれたり、後からクレームが発生したりする可能性があります。
すべての見積もりが出そろうまで待つ
業者ごとの価格帯やサービス内容を比較検討するためには、最低でも3~5社に見積もりを依頼し、すべての見積もりが出そろうまで待つことが大切です。口が上手い営業担当者の口車に乗らないよう気を付けましょう。