新型コロナ感染拡大以降、初めての海外でハワイ→カリフォルニアをまわっています。会議、視察、そして経営者の会に出席することが目的ですが、空いた時間を利用してオークランドまで足を伸ばし、大谷選手が投手登板する試合を観戦してきました。
先日の試合で足を痛めるアクシデントがあったと聞いていたので心配していましたが、なんと6回を無失点で抑えてメジャー自己最多の10勝目。(打者としてもヒットと25号ホームランを放ち…凄すぎる)
104年前の1918年にベーブルースが打ち立てた”2桁勝利&2桁本塁打”を達成し、歴史に残る大偉業を成し遂げてくれました。
本当におめでとうございます。
しかし、数字面の様々な活躍も凄いと思いますが、何よりも嬉しいのは、米国中の野球ファンが彼に熱狂していること。
今回の観戦はタリーズで一緒に頑張ってくれた元フェローの西上知英くん(オークランドA‘sのシーズンチケットホルダー)に色々と案内をしてもらいましたが、やはり大谷選手の人気は他のどの現役メジャーリーガーをも凌駕するとのこと。実際に投球練習を近くで見ようと観戦者が殺到し、(日本人だけではなく)現地のファンも「OHTANI!!」「Let’s go SHOHEI!」と歓声を送り続けていました。子どもたちのカワイイ声援も多く「大人になったらSHOHEIのようになるんだ!」と目を輝かせながら応援しているのがよくわかります。
昨年も同じ事をSNSで書いたと思いますが、大谷翔平は米国人の日本人の見方をも変える役割を果たしてくれていると思います。
イチローのお陰で日本のバッターも凄い事は既に実証済みですが、ヒットを量産して打率を上げるスタイルはいかにも日本的です。
しかし、自分達も目指せなかった道なき道を開拓するアントレプレナータイプの選手が日本にいるとは思わなかったと思います。
アメリカで生まれた「ベースボール」を日本で「野球」として学び、そして今は日本の野球の懐の深さを発祥の地で証明している。
本当に大谷翔平は日本の誇りです。
これからも益々応援したいと思いますので頑張って下さい。
編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、元参議院議員の松田公太氏のオフィシャルブログ 2022年8月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。
文・松田 公太/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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