3月9日(木)、解禁6日目の栃木県塩谷町にある東古屋湖へ釣行した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
東古屋湖でトラウト釣り
同湖はダム湖を利用した巨大な管理釣り場で、湛水面積は28ヘクタール。鬼怒川漁協が管理・運営しており、解禁期間中は毎週定期放流が行なわれている。夏期は水位が低く高水温となるため、ほとんど釣りにならない。春の3~5月、秋の10~12月がシーズンと言っていいだろう。
当日は、まず松手沢ワンドに入釣。2時間キャストして30~40cm5尾だったので、上流へと向かうことに。
59cmニジマスキャッチ
次は、最上流部の浅場を探る。数回キャストしたところで、60cm級二ジマスが3尾並んで悠然と泳いでいるのを発見。そこで、サイトフィッシングを開始。タイプⅢのシンキングラインをカウントゼロでリトリーブして、鼻先にフライを通す。
すると、3投目にフライをパクリ。しっかりフッキングしているので、時間をかけて弱らせてからネットイン。59cmのややスリムなメスのニジマスだ。
チビマス拾い釣り&60cm登場
その後は、チビマスがポツポツ。そこで再び移動し、次はキャンプ場前の浅場を探る。陸っぱりの釣り人に邪魔にならない距離にボートを係留し、深場から浅場に向かってキャストを繰り返す。
20分ほど経ったころ、ガツン、クネクネと大型特有の魚信。いったん走られたが、止まったところで一気に引き寄せ、ボート脇でファイト。3分ほどでおとなしくなり、無事ランディング。サイズアップの60cmジャストの丸々とした体高のあるニジマス。その後、チビマスを3尾追釣して再び移動。
当日最大62.5cmヒット
午後は管理棟沖の深場を探る。深場の釣りは、タナを探る必要があるため時間がかかるが、むずかしい場所は魚がスレておらず、いれば簡単に食ってくる。
カウント20でチビマスが食ってきたので、カウント25~30でリトリーブを繰り返す。深場を釣る場合、私はタイプⅢ~Ⅵのフルシンキングラインを使用する。リトリーブの速度次第で、リトリーブ中でもラインが沈み込むため、一定のレンジを引きやすいためだ。
10投ほどして、ガツン、クネクネ。釣れたのは、62.5cmニジマス。丸々と太ったきれいな魚体だ。
ボート返却時間ぎりぎりまで釣って納竿。釣果は28~62.5cm21尾。そのうち50cm超が3尾と納得の結果だ。
同湖には、ナナマル、ハチマルと呼ばれる特大サイズも放流されている。次回釣行時にはそれらがヒットすることを期待して帰路に就いた。
<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>
東古屋湖